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アルプス公園のイノシシ


イノシシ注意の看板が出ているが、実際に常駐している(棲み付いている)のか通りがかり(山から山への移動で通過するだけ)なのか分からない。兎に角、イノシシなど何処を歩いても見たことはない。

アルプス公園は山と言っても小さな山で、植樹祭をやるくらいの穏やかなものだ。

そこここに散策の道が開かれていて、とても大型獣を隠すキャパはないように見える。

その日までは。

今年は、コロナの影響で、雰囲気が少し変わってきたように見える。加えて長めの梅雨で、人手は少ない。

夕方、引き上げるのが少し遅くなって、急いでいたら、居ました。

結構、大きい。大人のイノシシ。目に入ったのは1匹。灰色に近い色の部分もあったが、相当迫力がある。足が止まってしまった。

向こうもじっとこちらを見ている。

距離は5メートルも離れていない。

いや~。やばい。突進してくるかな。いきなり緊張。

少しずつ、イノシシから目を離さないで、じりじりと、通り過ぎることができた。

時間にして、1分か2分のことだったろう。写真を撮る余裕もない。

帰ろうとした道の横方向だから良かったのかも。進行方向にイノシシが居たらバックするしかないから、少し面倒なことになっていただろう。

夕方、人が少なくなると、途端に、 静かになる。それで、安心して顔を出したのだろう。きっと、向こうもびっくりしたに違いない。

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アルプス公園は散策できる道をどんどん広げてきたが、鳥獣との共生を考えるなら、ほどほどで止めた方が良さそうだ。

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イノシシと共生できる公園


  1. 管理会社のものと思われる車両が夕方帰っていくが、中には、社名も何もない、個人の車と思われるものもある。ステッカーを張るなど明示すべきだろう。磁気の入ったものなら、業務に使う時だけ張っておけばいい。だらしのない管理会社に見えたら残念でしょう。
  2. 芝生の中に明確な轍を残している。大きな車両で平気で芝生に入ってくる無神経。軽量な軽自動車などを利用すべきだろう。そもそも歩いて見回りをしていないのもどうかと思う。毎日全域は無理でも、計画的な巡回は出来る筈だが、徒歩で見回りしているのを見たことがない。制服も着ないまま巡回とも考え難い。
  3. 人によるようだが、結構強引にスピードもそれなりに出していく車両も見かける 。臨時で入った人か?。他の人のように慎重に丁寧にやって欲しい。
  4. 環境志向なら電気自動車は必須かも。
  5. バーべーキューをしているのに注意しないのも変だ。煙が上がっていて分からない 訳がないのに通り過ぎていく。面倒が嫌なんだろうか。普通は何か話しかけるものだ。
  6. マウンテンバイクで遊んでいる子供も見かける。子供と言っても小学生ではなくて、大学生までいるようだ。危険なことをしているつもりはないだろうが、園内は歩行散策と分離が明確にできていないから、間違いを起こすリスクがある。
  7. ドローンで遊んでいるのも見かける。許可されている公園として、自分の頭上にいきなりドローンが現れるのは気持ちが良くない。危険性の問題は分からないが、鳥獣への影響を考えたら、禁止にするか、限定的な運用のルールを考えるべきではないか。
  8. 犬のウンチ。落ちていることが増えた。ウンチ袋は、殆ど置いていない。悪い奴がいて持って帰ってしまうのか、最初から置いてないのか。市民のマナーレベルが問われる。レジ袋廃止の環境対策に倣えばウンチ袋も廃止で良いかも知れないがペット用のトイレを用意するなど次の工夫が必要。
  9. 案内用にマップは方向を無視したまま。例の「死亡事件」の後に何も変わった様子はない。
  10. マップを見て分かるが、似たような名前のオンパレードで分かり難い。安全性を考えた特徴ある名前にすべきだが、そういった改善もやっていないようだ。最初に企画した人に先を見る知恵が無かったとしても、改善に後ろ向きはもっと悪い。
  11. 公園内は全て禁煙になった筈なのに周知徹底が不十分。 
  12. サンシェード。今の流行りだから、持ってきて設置してしまう人がいるようだ。目に余って禁止項目に追加されたが 、管理人(監視員?)が注意しているのは観たことない。当然だね。彼らが歩いているのは見たことない。遠くから眺めるか、誰かのクレームを受けて看板に書き込んでいるだけだから。
  13. バットまで持ってきてキャッチボールで済まなくてノック迄始める人もいる。ラジコンカーで遊ぶ子供。スケボーを持ってきて坂を滑る子供。多分、普段とは違う景色になっているのだろうが、コロナの自粛フラストの影響かも知れない。
  14. ルールの心算の色々な看板が駐車場に並んでいるが、文字が消えているものもそのまま。ルール過剰も困るが、管理状態にないのも困る。
  15. 市民(県民も?)の税金が少なからず入っているのだから、管理不十分となる原因と課題を明確にすべきだろう。植樹祭の時だけ、足を運んで、きれいにしておけばいいものではない筈。
  • トータルとして、こんな素晴らしい公園はない。日本一の市民公園なのは間違いない。管理会社も、恐らく少ない予算で頑張っていることは容易に想像できる。誰かが悪いと言う発想でなくて、もっと良くするために何ができるかという考え方で十分と思う。市民も、もっと、ずっと自慢していたい筈。協力(ボランティア)したい市民も少なくないに違いない。
  • 時々ニュースでイノシシが出て追い掛け回して挙句の果てに殺処分の話を聞くとうんざりする。その分、一層、アルプス公園の素晴らしさ理解できる。

 

ちょっと寄り道:

案内用の地図 /マップの話。

たまたま無事ではあったものの、不運な状況では、怪我とかするかもしれない。もし出没エリアが決まっているなら、地図に記載があると良いかも知れない。

人が入れる道が少しずつ増やしているようだが、メンテナンス用のものかもしれないが、あまりイノシシの居場所を奪う形にはして欲しくない。ブッシュのまま残すエリアもあちこちに残すべきだろう。公園は林業とは違うはず。

地図(案内板)の向きが混乱に繋がり好ましくないことは前述のとおり。

案内板にある地点・地域の名称は、特徴のない似たようなものばかりが並んでいる。毎日、管理しているような人には違いは明確でも、普通の訪問客には、どれもピンとこないものばかり。

植樹祭はリニューアルのいいチャンスだったけど、誰も問題意識を持つことが出来なかったようだ。