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ロボアドバイザーWealthNaviのリスクとオポ



ロボアドバイザーWealthNaviのリスクとオポ

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12月18日のWBSでWealth-Naviの紹介をやっていた。資産の長期運用を全部自動化するもの。長期と言うのは10年単位。ミニマム10年というところ。現役サラリーマンが遅くとも30歳から始める資産形成。

昭和の日本なら財形貯蓄が普通で、平成で401KとかNISAになっているが、それも自分で銘柄配分を決める行き当たりばったりのものだ。

日米の資産運用の違いが老後資産に10倍のギャップを生んだと放送では紹介されていた。確かに、日本では不動産神話の方が大きいが、不動産を運用する発想は少ない。抱えていること、保有すること、で済んでいた。運用の大事さが理解されていなかったのだ。

保有は保有コストが馬鹿にならない。建物なら資産が負債に化けかねない。

人生100年時代を思えば、退職金に手を付けることも難しい。消費と運用のバランスは従来よりは慎重にならざるを得ないだろう。






冒頭にある言葉が、「長期・分散・積立」と、まるで投資初心者のまじない言葉のようだが、基本は変わらないのだろう。

サイトを見ると、積立は月1万円がミニマム。

コスト(手数料)は預かり資産の1%。

1千万円預けて10万円の手数料だけど、預かり資産が目減りすれば、コスト(損金)はシリアスだ。1%以上の成果が出ないと、目減りしていく。

普通にファンドを買うと、2%の運用益が期待できるから、平均値で考えれば、どっこいどっこいと
言ったところだろう。

インデックスファンドの信託手数料は、0.5%とすると、 1%は高い手数料になる。若干アクティブの要素が入るのだろうか。

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何もしなのはリスクになるから、お試しに入ってみようか。(流れが起きているときには、流れにウキを浮かべるのは見損じを回避する策の1つ)

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ロボット(AI)の暴走リスクに対する歯止め。経験のない局面での振る舞い。ここではAIの有効性が未評価だろう。いきなりギャンブルになりそうだ。もっとも、ギャンブル局面を期待している連中も少なくないに違いない。






https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000005-biz_mos-bus_all

国内ロボアドバイザートップの「WealthNavi」、預かり資産2000億円突破

12/24(火) 21:30配信

モーニングスター
国内ロボアドバイザートップの「WealthNavi」、預かり資産2000億円突破

提供:モーニングスター社(イメージ写真提供:123RF)

 ウェルスナビは24日、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」が23日に預かり資産2000億円、口座数26万口座を突破したと発表した。11月28日に1900億円を突破してから1カ月弱で2000億円に到達した。「WealthNavi(ウェルスナビ)」は国内ロボアドバイザーで預かり資産トップである。
 
 サービス開始は16年7月。6~7つのETF(上場投資信託)を通じて、世界約50カ国1万1000銘柄へ分散投資することが可能だ。顧客からすれば、スマホやパソコンから5つの質問に答えるだけで、国際分散ポートフォリオの構築から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべてを自動で提供してもらえる。また、最低投資金額10万円からスタートして、毎月1万円の自動積立が可能である。

 サービス開始後、SBIグループやネット銀行との提携などを通じて規模を拡大。サービス開始後約2年2カ月で預かり資産1000億円を突破し、そこから1年4カ月で2000億円に達した。
 
 10月にはAIによる資産運用アドバイス機能を実装したほか、退職時までに老後資金を蓄えることをサポートする機能「ライフプラン」もリリース。「長期・積立・分散」の資産運用を自動で実現するサービスとして、ますます存在感が増しそうだ。

武石謙作