CX-5で成功したビジネスモデルということなんだろうか。
新しく出るクルマはどれもこれも似たようなもの。
もう随分前から飽きて来た。辟易。
デザイナーはリファイン、進化のつもりなんだろう。
でも、数歩下がって見て見たらどうか。迷いと躊躇いのラインばかりだ。
一番肝心な顔がまだ作れていない。
慣れると飽きる顔しかデザインできない。目先を変えてニューデザイン。
デザイナー自身が分かっていないだろうが、小手先をいじることで却って陳腐化が進んでしまう。
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30年くらい前に、似たような没個性の車をいくつも作って、もちろんマツダの体力ではさばけないから、経営が一気に傾いたことがあるが、その時も、何かが上手く行って気をよくして(勘違いして)ミスリードを続けた結果だった。
今回も似ている。CX-5で成功した事業モデルを展開しているが、2つの空洞化が起きていることに気づくべきだろう。
(1)技術の空洞化。時代が求める技術、当然、安全技術だが、これの成果が出ていない。従来の技術領域の延長で頑張っているが、必要な技術は穴が開いたままだ。
(2)カスタマーベースの空洞化。無節操なマイナーチェンジを続ける一方で、悪評の車情報システム(マツダコネクト)は放置したまま。マツダコネクトは市販品との交換が出来なつくりで、その分メーカーの責任は重い。今のユーザーがそのままリピーターになることを期待するのは難しいだろう。
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今のマツダは病的。
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