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カスタマーハラスメントとブラック企業と泣き寝入り

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カスタマーハラスメントとブラック企業と泣き寝入り


  • カスタマーハラスメント
  • ブラック企業
  • 泣き寝入り


カスハラと略すらしい。


不良品を出すと正義感の強い顧客はクレームする。

クレームすることで改善お仕組みが回って良品に繋がっていくからだ。クレームしないとまた不良品をつかまされるか分からない。嫌いなブランドなら最初から手に取らないし、嫌いな店なら行くこともない。好きだから不良品にぶつかるのだ。

クレームは企業にとって財産と同じ。価値あるメッセージなのだ。

だから企業はクレームに対して丁寧に対処する。勿論、顧客に迷惑をかけたのだから謝罪の気持ち盛るだろう。

悪質な客は、不良品でもないのに不良品と偽って真面目な取り組みをする企業から何らかのものをせしめようとする。

悪質な客は、不良品を見つけると実際の損害以上の対価を要求する。あるいは土下座とかうっぷん晴らしまで始める。これは一種の暴力だ。



  • 真面目な市民が泣き寝入りするようなことがあってはいけない。
  • 真面目な業者が泣き寝入りするようなことがあってはいけない。
  • 悪質な業者や悪質な客から自分を守らなければいけない。 

世間からブラック企業と名指しされている企業だけが不良品を出すのではない。彼らは不良品と知って販売しているが、知らなかったからと言って許されるものではない。不良品は不良品なのだ。

ブラック企業は不良品を隠すが、それが見つかったからと言って工程を見直して良品を出すようにはしない。低コストで不良品を作って知らん顔して売った方が儲かると信じている。見つかった場合は、さっさと顧客対応して話を済ます。詫び状の文面は用意するが金品はミニマムに抑えている。

真面目な業者は不良品は改善の出発点。

客の話を聞いてもどこかで消えてしまうのは無意識のブラック企業。これが一番厄介なものだ。しかも一番多い。まじめに不真面目をやっているので始末が悪いのだ。指摘すると被害者意識を持つことさえある。