おにぎりはラップで包むかアルミで包むか？

おにぎりはラップで包むかアルミで包むか？

おにぎりはサランラップで包むか？アルミホイルで包むか？といった軽い論争があるようだ。

澁谷梨絵（しぶやりえ）

５ツ星お米マイスター

怪しげな肩書の女がいる。彼女はアルミで包むのが圧倒的に優れていると主張しているらしい。10/27のテレ朝モーニングショーで紹介されていた内容は今一納得できるものではない。

（１）一度しわしわにしたアルミで包めば隙間が出来ておにぎりが水っぽくならない。
（２）遮光性が高いので雑菌が増えにくい。

これが大きなポイントらしい。

しかし、（１）水蒸気がアルミに付いてそれがまたおにぎりに戻るので大差はない。（２）ラップは遮光性は低いけど剥き出しで持ち歩くことはないので大差ない。

アルミのデメリットも意識すべきだ。

（１）中が見えない。開けないと分からない。
（２）アルミは破れやすい。下手すると破片をおにぎりと一緒に食べてしまいかねない。
（３）電子レンジにかけることが出来ない。⇒そのまま焼いたりオーブントースターに入れることは出来そうだが、手間をかけると敗れて破片を残すリスクは高まる。
（４）ラップのように作りながら整形が簡単にできない。
（５）空気に触れやすいなら周りのにおいが移ったり酸化が促進されて風味を損なうリスクもある。

ラップの弱点の水分がラップが付く点は

（１）最後に包み上げる前はラップを開いて水分を逃がす。
（２）パリパリのりにするなら別に分けて食べる時に一緒に包みなおす。ラップなら簡単にできる。
（３）しっとり海苔なら海苔が水分調整をしてくれる。包むタイミングは少し冷ましてからがベター。

※

このお米マイスターさんて偽物ではないの？。美人だから許すけど。あと、アルミ自体の抗菌性に言及すべきではないかな（そんなの無い？）。

※