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神戸製鋼の品質改竄を見抜けない認証機関の出鱈目審査!


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神戸製鋼の品質改竄を見抜けない認証機関の出鱈目審査!

品質事件が発覚したらいつものように慌てて特別審査とか理由を付けて自分たちが見落としていた穴を探しに行く。そんな審査なら誰でもできる。

長期間、一度も品質改竄を見抜けなかった罪の大きさに対する反省もない。気楽なものだ。一番、恥をかいたのは認証機関だということが分かっていない。神戸製鋼も出鱈目審査の犠牲者だ。これで良いですとお墨付きを出してくれているんだから安心して記録の修正作業を続けていたんだろう。

複数の審査機関が出鱈目で済むということは認定機関も出鱈目と言って良いだろう。

形骸化した審査、利益最優先の審査、これが日本の技術を足元から崩している。BSIジャパンの効率最優先の出鱈目を許しているから他の審査機関まで検査をいい加減にしてしまうのだ。救いようがない現状を本気で変えていくには利害関係のない人間を抜擢して政府主導(後押し)でやるしかないだろう。





https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22512450Q7A021C1EA1000/

 JIS、認証機関が再検査へ 神戸製鋼

    2017/10/20 18:44
    日本経済新聞 電子版

 神戸製鋼所の品質データ改ざん問題に絡み、日本工業規格(JIS)の複数の認証機関は20日までに、神鋼への再調査を始める方針を固めた。神鋼は品質管理などでJISの認証を受けており、調査結果次第では認証の取り消しなどに発展する可能性もある。

 再調査をする認証機関は日本品質保証機構(JQA、東京・千代田)、日本検査キューエイ(東京・中央)、ロイド・レジスター・クオリティ・アシュアランス(横浜市)など。

 JQAは19日、認証先のコベルコマテリアル銅管秦野工場(神奈川県秦野市)を再調査をする方針を関係先に伝えた。日本検査キューエイも神鋼の鉄粉工場(兵庫県高砂市)や、神鋼アルミ線材本社工場(堺市)などに認証を出しており、近く職員を各工場に派遣して認証要件を満たしているか再調査する。

 各認証機関は神鋼に対し是正措置を取るよう勧告したり、JISマーク利用の一時停止を求めたりできる。最悪の場合は認証を取り消すこともある。一連の再検査を経ても事態が改善しないような場合、経済産業省などの所管官庁が直接、神鋼への報告徴収や立ち入り調査を実施できる。

 JISの目的は品質や生産方法のバラツキによる非効率を防ぎ、製品の安全性を高めることだ。国際的な規格の歴史は古く、19世紀前半に英ロイド船級協会が船舶保険を引き受ける際の判断材料とするため、船の安全性の評価規格を作ったのが源流の一つとされる。