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家計簿:振替・振込・資金移動・チャージ

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 家計簿:振替・振込・資金移動・チャージ
  1. http://www.fujinnotomo.co.jp/


普通、振替とは同一銀行同一支店内の口座間での資金移動のことをいうようだ。手数料は基本的に発生しない(発生させない)。

支店が異なったり、別銀行の場合は振込と言う。銀行の営業政策によって異なるが、振り込みの場合は手数料が発生することが多い。

家計簿では、自分の所有する口座間の資金移動を振替と読んで管理を区分することがある。銀行の定義(一般的な定義)とは異なるが管理上の利便がある。内容的には振り込みのケースを含むが、従って余分な手数料も発生することがあるが、収入でも支出でもないものの区分を振替としておけば金の流れがすっきりして分かり易くなるメリットがある。
【当然だが、自分の口座の間の資金移動で手数料を発生させるのは好ましくない。銀行あるいは支店は事前に調べて手数料負担の少ないものを選ぶ方が良い】

 ※

銀行口座間を資金が動くときは即時に終わるから振替の概念に違和感がない。

クレジットカードの場合は、実際の消費が先行してクレジット引落が後日程になる。クレジットカード口座から借金して買い物をして、クレジットカード引落は銀行口座からクレジットカード口座への資金移動(振替)になる。

VISAデビットカードの場合は、カード利用時と銀行引き落としは基本的に同時だが、流れとしては、デビットカードでの支払い、デビットカードと銀行口座の振替処理が同時に行われる。

電子マネーやプリペイドカードへのチャージも概念的には振替に当たる。

現金をATM等で引き出すことも同様だ。



何故、小面倒なことを考えているか?

(A)買物をしてレシートをもらう。レシートの内容詳細の記録は、手入力しか方法がない。今の時代は。将来、電子的なレシートが発行されるようになれば別だが、今は余計な手間がかかる。

(B)支払い記録(店と金額と日付)はクレカとか電子マネーなら自動的に記録され入手できる。

(A)と(B)は基本的に常に重複する。レシートを紛失すれば整合しない。不正利用時も整合しない。チェックは欠かせない。家計簿で支出傾向を把握するには(A)データが必須。(B)は只の取引記録として計算から外す。但し、レシートの無い支払いは計算対象に入れるように注意が必要。

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家計簿アプリを使うと自動的にデータが取り込まれて楽をできるが、重複らしきものも出てくる。アプリのロジックは分からないから重複も意味合いも分からない。削除するデータ、削除しないまでも計算に含めないで残すもの。残し方。



家計簿アプリZAIMは今一知恵不足。家計簿記載の取引を一度振替に変更するともう普通の支出に戻せなくなる。酷いね。銀行サイトからオンラインで取り込んだ記録を自動的に振替にすることがあるが、間違っていることもある。普通の支払いに変更したいがそんな単純なことが出来ない。別の家計簿アプリマネーフォワードは任意に支出と振替の変更が出来る。