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東名高速衝突事故の医師側の黒い車両の車種は?

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東名高速衝突事故の医師側の黒い車両の車種は?
  • 代車?
  • デミオ?
  • ディーラー? 
  • 伊熊正光医師(62歳)死亡
  1. 死亡した医師は加害者か被害者か。
  2. バスのドラレコの映像ではかなり大きな車に見えたが、小型車のデミオだったようだ。
  3. バス側への損害賠償又は保険適用はどうなるか気になる。代車は会社にもよるが保険も整備もミニマムで済ますところが多いだろう。


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このような画像が何処かに掲載されていた。冗談がきつい。この医師はこの時はまだ意識があった筈だ。マツダの誰も体感していない文字通りのスカイアクティブを人生の最後に経験したことになる。

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この不可解な事故は図から推定すればIC合流時に時々発生する接触回避に起因する事故と思われる。衝突原因の事故車となった黒のデミオは恐らく走行車線を相当のスピードで疾走していた。追い越し車線なら合流時の余計なハンドルやブレーキの操作は不要だから追い越し車線ではなかっただろう。

さて合流地点へ差し掛かったデミオの前にはインターから上がって車両が現れた筈だ。ここでデミオがやることは、
  • ①減速して合流してきた車を前に通すこと。
  • ②加速して合流してきた車の前にぬけてしまうこと。
  • ③追い越し車線へ逃げて接触リスクを回避すること。

③は追い越し車線の近くに他の車が居なければ選択できるが、追い越し車線が塞がっている状況では選択できない手段となる。近くの追い越し車線に車両がない時は、最も安全な③の手段をとるのが普通だ。特別に急加速を強いられることもない。

①は減速して合流者に追従する形になるので、今回の事故につながる可能性は低い。

②は最も難しい選択だ。一瞬で、合流車両のスピード、追い越し車線の空き状況、自分の車のパフォーマンス(加速性能)から行けると判断した時に急加速する。恐らく医師は②を選択して事故につながったのだろう。

普段の車は何か分からないが代車のデミオは車重も軽くて街中ならフットワーク(急加速)も苦にしないが、高速走行から更なる急加速は出来ない。恐らく思い切りアクセルペダルを踏み続けたに違いない。合流車両との間隙を確保するために若干右に振ってその戻し操作を余儀なくされたかもしれない。その辺は微妙なカーブでしかなかった、 余裕のないデミオのガードレール接触には十分だったかもしれない。

ガードレールに接触してしまった後はコントロール不可。恐らく車体の右側は浮いてしまっていただろう。この場合道路面が自分に迫って来るように見える。とっさにハンドルを左に切れば大事故回避のチャンスは若干あった筈だ。



教訓
  1. 代車に乗る時は安全運転。特に普段の車よりグレードが低い代車の場合はより慎重に。
  2. 車通勤は不測の事態が多いから十分時間に余裕を持って出ること。基本的には公共交通手段を利用すること。
  3. 高速の合流地点では先ず追い越し車線に逃げる。どんなにスピードを落としても合流してくる車両のスピードは予測できない。
  4. 接触事故回避はブレーキで原則。アクセルに頼る方法は加速した先のリスクが見えていないから不確実。