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いけだやすのぶ-池田徳信

2016年07月09日
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いけだやすのぶ-池田徳信

池田徳信
阿部祝子さん



犯人はてっきり同じマンションの人かと思っていたが近隣マンションの住人とは意外だ。容疑者は容疑を否認しているようだ。何が逮捕の決め手だったのだろう。二人の接点はなにか。コンビニか?。





http://mainichi.jp/articles/20160709/k00/00e/040/322000c


東京切断遺体

遺棄容疑で28歳男逮捕 防犯カメラに姿


毎日新聞2016年7月9日 11時29分(最終更新 7月9日 14時47分)



阿部祝子さんの遺体が見つかった碑文谷公園と、阿部さん、池田徳信容疑者の自宅の位置=東京都目黒区上空で、本社ヘリから宮武祐希撮影



碑文谷警察署前に集まる報道陣=東京都目黒区で2016年7月9日、森田剛史撮影


 東京都目黒区の区立碑文谷公園の池で世田谷区野沢3、無職、阿部祝子(ときこ)さん(88)の切断された遺体が見つかった事件で、警視庁碑文谷署捜査本部は9日、近くに住む自称無職、池田徳信(やすのぶ)容疑者(28)を死体遺棄容疑で逮捕した。捜査本部によると、池田容疑者は「やっていません」と容疑を否認している。捜査本部は池田容疑者の自宅を家宅捜索しており、阿部さんの死亡の経緯についても追及する。


【写真で見る】池に複数の切断遺体 一部白骨化 東京・碑文谷公園



 逮捕容疑は6月19日午後8時ごろから同23日午前10時半ごろまでの間、切断した阿部さんの遺体を碑文谷公園の池に遺棄したとしている。


 捜査本部によると、池田容疑者が阿部さんのマンションに出入りする姿や、公園近くにいる姿が防犯カメラに映っていた。阿部さん方の室内に池田容疑者がいた痕跡も確認されているという。


 池田容疑者は阿部さん方から北西に約500メートルのマンションで、60代の母親と2人暮らし。阿部さんと面識があったかは不明という。


 捜査本部によると、阿部さんは遺棄現場の碑文谷公園から北西に約600メートル離れたマンションで1人で暮らしていた。室内には荒らされたような形跡はなく、現金が入った財布も残されていた。


 阿部さんは6月19日に長男夫婦と食事をし、午後8時ごろに長男らを見送る姿が防犯カメラの映像で確認されている。翌20日午前9時ごろ、清掃業者が備品交換のため阿部さん方を訪れたがインターホンに応答がなく、電話にも出なかった。捜査本部は長男らが帰宅した19日午後8時ごろから20日午前9時ごろの間に阿部さんが事件に巻き込まれた可能性があるとみて調べている。


 阿部さんの遺体は23日午前10時半ごろ、公園の清掃作業員の男性(80)が切断された一部が池に浮いているのを見つけた。その後の捜索で首や腰、両手足などが見つかった。捜査本部は今月3日に池の水を抜いて約50人態勢で大規模な捜索をし、未発見の部位や遺留品を探していた。司法解剖したが死因は特定できていない。【神保圭作、深津誠、春増翔太】

「いつも通りの日常に」


 碑文谷公園の池で阿部祝子(ときこ)さん(88)の遺体が見つかった事件は発覚から2週間あまりで急展開した。死体遺棄容疑で逮捕されたのは、阿部さん方の近くに住む若い男だった。閑静な住宅街で起きた衝撃的な事件が解明に向けて動き出し、近所の住民らからは「これでいつも通りの日常が戻ってくる」と安堵(あんど)の声が聞かれた。


 逮捕された池田徳信(やすのぶ)容疑者が住むマンションは、阿部さん方近くの閑静な住宅地にある。4階建てマンションの1階の部屋で、母親と2人で暮らしていた。


 近くに住む40代の主婦は容疑者逮捕の一報に「まさかこんな近くに容疑者がいたとは信じられない」と驚いた表情で話した。池田容疑者宅付近には2、3日前から捜査車両とみられる車が止まっていたという。


 近くの主婦(43)も「事件から2週間たって、子どもの習い事は送迎するなど普段通りには生活できなかったので、ほっとした」と語った。


 阿部さん方の周辺住民からも「安心した」との声が漏れた。近くに住む主婦(72)は「早く解決してほしいと思っていたので、良かった。ひと安心」と話した。60代の男性は「近くで起きた事件だったので不安に思っていた。逮捕と聞いて少し安心した」と話した。


 自営業の男性(62)は「事件については近所の人たちの間でも触れないようにしていた。これでいつも通りの日常が戻ってくるかもしれない」と、ほっとした様子だった。【山田麻未、柳楽未来】