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確定申告の季節が来ました?無関係なのに気になる?


確定申告の季節が来ました?無関係なのに気になる?

  1. 税金を払っていない人は還付は有りません。だから詰まらない。
  2. 税金払っていない人は払わなければいけません。だから気が重い。
  3. 今年はe-Taxが使えません。例のマイナンバーカードが来ないからです。結構、多分、混乱します。


http://news.mynavi.jp/articles/2016/01/25/kakuteishinkoku/

確定申告、会社員でも税金が還付されるケースとは

1 副収入がある人は確定申告が必要?


丸山晴美  [2016/01/25]

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2月に入るとCMなどで確定申告のお知らせが流れてきます。会社員の自分には関係ない制度だと思っていませんか? 場合によっては、確定申告をすることで払い過ぎた税金が戻ってくることもあります。

まず確定申告とは、前年1月1日~12月31日までの1年間の所得を確定させるためのものです。ほとんどの会社員の場合は年末調整を行って所得を確定しているので不要です。
確定申告が必要

以下に確定申告が必要な主なケースと、確定申告をすれば払い過ぎた税金が戻る可能性がある主なケースを挙げてみました。必要書類などの詳細は税務署や国税庁HPで確認しましょう。
確定申告が必要なケース     申告に必要な書類
  1. フリーランスや自営業者     青色申告決算書(青色申告者)、または収支内訳書(白色申告者)
  2. 家賃収入などの不動産所得がある     青色申告決算書(青色申告者)、または収支内訳書(白色申告者)
  3. 年収が2,000万円を超える給与所得者     給与所得の源泉徴収票(原本)
  4. 退職所得がある     給与所得の源泉徴収票(原本)
  5. 2カ所以上から給与を受けている     給与所得の源泉徴収票(原本)
  6. 不動産等の譲渡所得がある     譲渡所得の内訳書など
  7. 株式等譲渡所得がある     株式等に係わる譲渡所得等の金額計算明細書

上記の項目に当てはまる人は確定申告をしなくてはなりません。見落としがちなのは、給与所得以外の副収入が20万円を超える場合です。本業以外に原稿料や講演料、副業などの収入がある人は確定申告が必要となります。

青色申告と白色申告の大きな違いは「特別控除額の有無」です。青色申告には10万円の控除と65万円の控除がありますが、白色申告には特別控除額がありません。

どの申告方法でも帳簿付けが必要ですが、青色申告ではその他に決算書の提出が必要です。また、青色申告はあらかじめ税務署に申請し、承認される必要があります。最近では帳簿付けや決算書が簡単になる会計ソフトも多くありますので、青色申告にしてみてはいかがでしょうか。
確定申告をすると払い過ぎた税金が戻る可能性あり

会社員等の理由により確定申告をする必要がない人でも、次の6項目に当てはまる場合は過払いの税金が還付される可能性があります。
確定申告をすると過払いの税金が還付される可能性があるケース     確定申告に必要な書類
  1. 年間の医療費が10万円を超えている     医療費の領収書等
  2. 年の途中で退職した     退職所得の源泉徴収票(原本)
  3. ふるさと納税など寄附金控除がある     寄附金受領証や証明書
  4. 住宅ローン控除1年目(給与所得者)     住民票の写し、借入金の年末残高証明書、家屋の登記事項証明書、売買契約書の写し、源泉徴収票など
  5. 年末調整で生命保険料控除等の書類を提出し忘れた     各保険料控除の証明書
  6. 上場株式等の配当所得がある     配当等の支払い通知書や年間取引報告書等
ふるさと納税については、2015年1月1日から3月31日までにふるさと納税をしておらず、ワンストップ特例制度を利用した場合は確定申告は不要です。



http://news.mynavi.jp/articles/2016/01/25/kakuteishinkoku/001.html

確定申告、会社員でも税金が還付されるケースとは

2 「個人番号カード」を使った確定申告の方法

丸山晴美  [2016/01/25]

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確定申告の方法

確定申告で税金が戻る可能性があったとしても、面倒だと思ってやらない人もいます。しかしながら、実は税務署へ出向かなくても自宅で申告書類を作成したり、申告をすることもできます。確定申告には3つの方法がありますので、自分に合ったやり方で申告してみてはいかがでしょうか。

    ■確定申告の方法
  • A. 必要書類を持って直接管轄の税務署へ行く
  • B. 国税庁HPの確定申告書等作成コーナーを利用し、作成した書類を印刷して税務署へ郵送等で提出する
  • C. 電子申告等データを作成し、e-Taxにて申告(個人番号カード等電子証明の取得、ICカードリーダーなどが必要です)

2016年1月1日から始まったマイナンバー制度。申請することで交付される「個人番号カード」があれば、e-Taxで確定申告をすることができます(※最初に送付されてくる紙製の通知カードではありません)。

ただし、申請には個人番号カードに対応しているICカードリーダーが必要です。非対応のICカードリーダーの場合、e-tTaxでの申告はできません。住民基本台帳カード(住基カード)を持っている場合は、有効期限内に限り、同カードを使ってe-Taxにて確定申告をすることができます。

「初めての確定申告で、何をどうすれば良いかわからない」という人は、直接税務署へ行ってみてください。場合によっては郵送やe-Taxでの手続きより簡単に済むことがあります。税務署へ行く際は、事前に「何の申告をしたいのか」「必要書類は何なのか」を確認し、指定された書類を用意しておきましょう。


 
確定申告で払い過ぎた税金が戻ってくるかも(画像はイメージ)

なお、2016年の確定申告は2月16日~3月15日ですが、早めに申告をすると還付金も比較的早く入金されます。お金が必要になる予定などがわかっている人は、早めに申告すると良いかもしれません。






    執筆者プロフィール : 丸山晴美(まるやま はるみ)


    外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。