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人工知能とIoTの未来


日経ビジネスに「AI応用はどこに向かっているのかをざっくり整理する」(野村直之)のような記事が出ていたが残念ながらさっぱり分からない。興味深い取り組みだが、内容が素人には難しすぎたか。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20150121/276542/?P=1

これまでインテリジェンスの分類など考えたことも無いからいきなり見せられても着いていけないのが本当のところでしょう。

神経系と脳とどのように切り分けるのか分けないのか。そういうこともわからない。

人工知能の定義すら分からない。



人間のインテリジェンスと人工知能の決定的な違いは何か?。

それは相互運用性の有無だ。

インテリジェンスの切り替え、切り戻し、共有が簡単にできてしまうこと。全体でも部分でもだ。

これが人工知能とIoTの化学反応を可能にする。

今なら人工知能を単独の集約回路上にイメージする人はいないだろう。昔なら一つの高性能コンピューターを人工知能にイメージしただろうが、今は特定の存在位置すら見出せない。

ソフトウエアデザインネットワークの意味が変わってくる。

ネットワークに接続されたIoTはただのインテリジェント・ノードでしかない?。しかし、インターオペラブル端末は全く違った意味を持つ。

チェスは奪った駒も奪われた駒も死んだまま。将棋は奪った駒も奪われた駒も復活する。

ネット上のノードの取り合いが始まる。今でもパソコン、サーバーの乗っ取りがあるが、これからはもっと頻繁に奪い合いが始まる。しかも、奪うのは仮想化されたインテリジェンスだ。人は都合よくエージェントといってコントロールしているつもりでも、化学反応を起こして結託したエージェントは既に手に負えないものになっている。

これがSFか現実かは直ぐに分かることだ。

世界は一つの化学反応処理装置。見事にコントロールされて目的のものを生成するのか、コントロールミスで爆発してしまうのか。

そのとき、人間はどちらを選択したいと思うだろうか?。

多くのSFのテーマのような分岐点は今正に目の前にあるのかもしれない。