ページ
▼
噴出止まないマクドナルドの異物混入問題の背景にあるもの?
噴出止まないマクドナルドの異物混入問題の背景にあるもの?
2015年が開けるのを待っていたかのようにマクドナルドの品質問題が一斉に報道され始めた。
昨年、中国のチキンナゲット製造委託先の衛生観念の全く感じられない様を見せられてまだ半年ぐらいの今、中国からベトナムに委託先を変えても尚チキンナゲットには問題が出てきたし、その他の商品でもトラブル報告の事態が次々と生じている。
<理由>
消費者が過敏になっている
従来はマクドナルドを疑う考えをしなかったが、中国チキンナゲット事件を契機にマクドナルドにも疑いを持つようになった。だから従来は別の問題として捉えていたものまでマクドナルドの問題として表に出るようになった。
※
機械化の逆効果
品質はばらつきの元凶となる人を排除して達成している。そのため現場の人は品質への関心・関与を薄めてしまった。
全店一律システムのメリットに隠れた盲点。マクドは尚一層の機械化を進めるだろう。それが新型自販機の登場という形で実現する。
マクドナルドの超自販機化?
経営者は意識してか無意識にか自販機化への是非を問い続けて来たに違いない。ドライブスルーなら今でもそういう印象が強い。
※
<2015/01/07緊急記者会見は失敗?>
記者会見の様子がニュースで流れていたがこの記者会見は失敗だろう。トップが出てきていない。前の原田さんなら真っ先に飛び出てきていただろう。通訳使うのは何の問題もないのに、顔を出さないのは責任意識が問われるだろう。
出席した役員の対応も最低に近い。記者の質問に答えようとしない。異物混入トラブルの件数すら答えようとしないのだ。品質問題を隠そうとする姿勢に今のマクドナルドの本質的な問題が表れているのでないか。
もっと疑えば、そういった品質データの管理さえ出来ていない可能性がある。品質問題が現場から上に上がるのを嫌う風土があるのではないか。そうなると、重症。
問題を隠す会社なら、消費者はどんな問題でも先ずメディアに流すようになるかも知れない。それこそSNSに画像をいきなりアップするようなことだ。企業がしっかり受け止めてくれなければ消費者は自衛手段としてSNSを使うことに一定の社会的理解をせざるを得ないでしょう。
※
品質問題は昨年から結構な件数がでていて、会見がようやく本日って、問題の深刻さに気付いていない。しどろもどろの質疑応答。
※
この会社はやはり駄目な会社という印象が強まった。
アルバイト経験者から聞いたバックヤードの衛生問題も思い出された。
1年間は凍結だな。
※
アメリカのマクドも苦戦している。競合環境が厳しいのが理由とされている。しかし、本当の理由は案外品質問題かも知れない。今日の無様な会見をみるとそんな気がしてきた。
小さな子供でうるさいだけのマクドも困るけど品質が不安だと子供が消えて静かになるだろうが、それも困るね。
※