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北朝鮮との噛み合わない価値観による不毛の交渉は止められないか?

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北朝鮮との噛み合わない価値観による不毛の交渉は止められないか?



http://www.asahi.com/articles/ASGD34K7CGD3UHBI014.html

北朝鮮「日本は不倶戴天の敵」 国連の人権決議受け

ソウル=貝瀬秋彦

2014年12月3日18時55分

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞(電子版)は3日、国連総会第3委員会で北朝鮮の人権侵害に関する決議が採択されたことについて、主導した日本を「米国とともにわが人民の不倶戴天(ふぐたいてん)の敵だ」と非難した。北朝鮮はこの問題で日本批判を続けている。

 同新聞は論評で「日本が米国の手先となって『人権決議』の先頭に立った」と批判。さらに日本との協議に触れ、「朝日間の非正常的な状態を早く終わらせる立場で協議に臨んだが、日本は反共和国敵視政策で応えた」と指摘した。

 北朝鮮関係筋は「北は日本にかなり不快感を抱いている。ただ、日朝協議への影響はもう少し見極める必要がある」としている。(ソウル=貝瀬秋彦)


賽の河原。崩れると分かっていながら石を積む。北朝鮮との交渉ごとはそういう景色だ。自縄自縛。構造を変えなければ徒労に終わる。努力を意味ある形に変える工夫が必要。

拉致問題へのアプローチは今のままでいいのか。家族は歳を取るばかり。悪意の源は異なる価値観の上に築かれたメカニズムにある。拉致被害者が何もしなくても問題解決に向けて政府が動ける基準(法律)が必要だ。国家の意思が法体系に反映されていなければいけない。

お涙とか人情とか、あるいは怒りとか絶望とか、そういう個人的なもので政策が実行されるのではなくて国家と国民のための政策が淡々と実行される構造に変えることだ。