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ソニー銀行MONEYKitの使い方/現金と電子マネーの取り扱い

ソニー銀行MONEYKitの使い方/現金と電子マネーの取り扱い

(現金)
  1. 銀行口座から現金を引き出す取引はマネーキットによって自動記録される。支出A1
  2. 現金で購入した取引は手入力したものが記録される。支出B1
  3. 手入力の記録の抜け盛れをその他の支出として纏めて記録する。支出C1
  4. 支出B1はCSV(エクセル)をダウンロードして情報元空欄の項目を集計すれば簡単に出せる。
  5. 支出C1はA1=B1+C1の関係から簡単に算出できる。支出C1には手元に残った現金も含まれる。
(電子マネー)
  1. クレカで電子マネーにチャージした取引はMONEYKitによって自動記録される。支出A2
  2. 電子マネーにで購入した取引は手入力したものが記録される。支出B2
  3. 手入力の記録の抜け漏れをその他の支出として纏めて記録する。支出C2
  4. 支出B2はCSV(エクセル)をダウンロードして情報元空欄の項目を集計すれば簡単に出せる。
  5. 支出C2はA2=B2+C2の関係から簡単に算出できる。支出C2には手元に残ったチャージ残高も含まれる。

(現金と電子マネーの統合)

  • 現金も電子マネーも小銭の扱いだから、また現金で電子マネーへのチャージも行なわれるから、現金と電子マネーを纏めて管理する方が合理的だ。


  1. A:現金引出A1+クレカチャージA2
  2. B:手書き記録(情報元空欄の取引)。但し現金チャージはカウントしない。費目は資産移動または現金。
  3. C:その他支出。C=A-B。
  • 現金を引き出すタイミングと金額はポケットの残高設定と購入品によって、またチャージのタイミングと金額も残高設定と購入品によって、不特定なものになる。
  • 上記のその他支出設定は、新たに引き出した現金、新たにチャージされた電子マネーは当月中に全額が支出される前提としている。従って、月度繰越の残高が多い場合は、その他支出はマイナス(すなわち入金)になります。
  • 繰越金を管理する意味があれば、現金、及び電子マネーごとに調整支出の手入力記録を行なうのがよい。


月度集計で計算対象外とするもの:

  1. 銀行口座からの現金引き出し
  2. クレカによる電子マネーへのチャージ
  3. クレカによるキャッシング
  4. 銀行口座引き落とによるクレカし支払い
  5. 現金による電子マネーへの現金チャージ
  6. ポイントによる電子マネーへのポイントチャージ

ポイントの扱い

ポイントを使って物品を購入できることもある。またポイントを電子マネーにチャージすることも出来る。ポイントはさながらマネーのようだ。ポイントマネーとかポイントコインといっても違和感の状況に至っている。

購買(資産獲得)を記録するなら、ポイント支払いの購入取引も記録すべきだろう。ポイントと現金と併用した購入は総額現金として記録。メモ欄に内容を記載する。

また、ポイントチャージは記録するが、月度集計からは外す。

その他支出の月末調整でポイントによる収益相当が反映される。プラスマイナスが逆になってその他収入となる。ポイント払いは都度管理しなくても月末の調整に反映されるので、実際の物品購入取引だけを記録すればよい。その時点ではポイントは現金とみなして記録し、内容はメモ欄に記載する。

ポイントチャージも結局は電子マネー取引に対する調整記録に反映される。ポイントチャージそのもは記録するが、集計には入れない。

ポイントの履歴などは管理しない。ポイントは溜めないで速めに使うこと。一番不安定な資産保管状態。

(注意)

マネーキットのメモ欄はCSVダウンロードに含まれないので管理は不可能。メモ欄に頼る管理は避けること。



~試行錯誤を踏まえて~

費目

<資産移動>


  • 費目として<現金><電子マネー>を置くのは意味がなかった。これは結局月度集計に計上できないもので、内容的にも単なる資産移動となる。改めて<資産移動>の費目を用意し、これに集約する。通常の口座間移動も当然資産移動を使う。いずれも月度集計から外す。<現金><電子マネー>の費目は廃止。


<資産運用>


  • 株式・ファンド・外貨への投資を支出、解約戻りを収入として入れる。期待値は運用成果が毎月のお小遣いになること。付き1万円でも嬉しいものだ。円定期預金は資産運用とはしない。但し、定期預金、普通予期の利息は資産運用の費目にカウントする。所謂不労所得です。


  • 株主配当に関連して得られる収入は資産運用に含める。


<その他>(既存)


  • 月末の調整を入れる。初期値は現金化した全て。対価が確認できた分を減額する。一般購入などでは極力その他費目は使用しないこと。


<収入>(既存)


  • 給与等の定期的安定的なベースとなる収入、アルバイトなど不安定な副業収入(事業収入)を含める。
  • 口座に入らないポイント等の収入は収入とみなさず取引記録として記載しない。しかし、いずれはポイントが実際に利用された時点で、月末調整に反映されると考える。




取引記述


  • 現金及び電子マネー等の取引
    手入力の取引内容の記述では、cash>, edy>, WAON>, nanaco>, 等の記載を冒頭に付ける。ポイントであればポイント名を入れる。
  • 収入の取引
    区分が分かりやすいように、支払い者の名前または事業名を取引内容冒頭に記載する。