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クレジットカードの怖い話


クレジットカードの怖い話

カード地獄?カード極楽?

クレジットカード

《何がクレジットカードの問題か?》

  • 購入時期と支払い時期が異なるため消費している感覚が麻痺する。
  • 給与・年金・売り上げ利益がカード決済で殆ど消えてしまう事態になる。
  • 一人平均3枚のカード保有(現在3億枚を超えるカードが発行されている)。多い人は10枚だって珍しくない。当然管理問題が出てくる。デポジットの裏づけの無いカード利用が嵩む。
  • 手元に現金が無くても買い物が出来ることに加え、ポイントが付くメリットを狙いにカードを使う人も多い。
  • ネットショッピングもカードで出来てしまう。
《カード利用の健全度チェック》
  • カード利用(借金)しないで生活できるか?。基本的に、今月(当月)は今月の払いと先月の借金(カード利用)の払いとダブルでくる。両方払えなければ清算できない。それくらいの余裕が欲しい。月末のキャッシュ残高はカード利用代金(来月支払い分)を上回っていなければならない。キャッシュの繰越金は来月のカード払い予定金額が確実に織り込まれているかどうか。
  • 毎月の貯蓄目標額が達成できているか。貯蓄の目的は何でも構わない。要は計画管理が出来ているかどうかだ。
  • カード利用額が収入の2割以下かどうか。公共料金も税金もカード払いの昨今、2割の数字にはあまり意味が無い。定期払いはカードでもキャッシュでも右から左に出て行くものだ。この2割の数字は、年収600万円の人なら120万円だが、ある時点でのカード借り入れ残高が100万円を超えているかどうかが問題。毎月10万円カードを使って年間累計が120万円になるのは払い込みが出来ている限りは問題にならない。貸金業法の制約である年収の3分の1とはそういうことだ。既にカード残が200万になっていたら、それ以上は貸してはいけないと言うこと。
《工夫》
  • リボ払いはしない。高利借金に相当するので利息分が大損。リボ払いは支払額が一定にできるのをメリットしているが馬鹿げた話だ。一定額にしたいならプールを作ってプールに一定額を入れるようにすれば済むことだ。
  • クレカ用プールの運用。プールのサイズはカード利用の実績から決めてやればいい。先の1年間の月度平均の3倍程度を入れて置くようにする。
  • 定期払い(月々の払い)をカード払いにするのは支払いの手間の軽減、ポイントの獲得でメリットがある。定期払い中心のカード利用ならプールのサイズは実績平均の2倍程度でも良いだろう。
  • 臨時あるいは大きなものはカードで払うと借金の感覚が薄れるので現金払いを薦める向きもあるがこれこそカードで払うべきだ。カードの保険機能なども利用できてトラブルも回避できる可能性がある。変動費(不定期払い)の比率が大きいときはプールのサイズは少し大きめ(3~4倍)にすればよいが、本当に大きな出費の場合は別の財布から其のときだけプールに入れてやればよい。この辺はコントロールが必要だ。
  • カードで払えるものは基本的には何でもカードで払う。1千円以上はカードと決めても良い。1千円に満たないものは電子マネーで払う。電子マネーはクレカで補充する。無駄が無くなる。
《管理》
  • 利用控え・領収書は保管。
  • カード利用明細が来たらチェックする。記憶のないものは利用控え・領収書で確認する。
  • 記憶も控えも無いものはカード会社に確認する。利用控えが送られてくる筈だ。もしくは事故として別のプログラムが動き出す。これは経験しないと分からない。
  • 決済日の引き落とし額と銀行残高のチェック。事故ると後々の借金事情ができたときに困る。基本的に大事なことだ。
  • 傾向およびギャップ分析。適切な支出状況にあるか確認する。