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忖度副大臣が忖度して辞任!?塚田一郎の忖度人生とは?

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忖度副大臣が忖度して辞任!?塚田一郎の忖度人生とは?

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  1. 安倍晋三
  2. 麻生太郎
  • 利権政治の中心人物に忖度しないで自民党でやっていられる訳がない。正直に徴収に披露したら総攻撃。理不尽な日本人。正直者は馬鹿を見る。
  • 塚田一郎の選挙区は?あの田中角栄の利権政治が思い出される新潟県。新潟にも土建工事を持って行くんだろうな。地元にも忖度しているに違いない。






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https://www.asahi.com/articles/ASM445K0YM44ULFA031.html

塚田国交副大臣が辞意表明「多大なご迷惑をかけた」

2019年4月5日12時19分

【動画】塚田国交副大臣が辞意表明=稲垣千駿撮影

自民党が推薦する福岡県知事選の候補者の集会で応援演説する塚田一郎・国土交通副大臣=1日、北九州市小倉北区

 本州と九州を新たに結ぶ道路事業の調査をめぐり、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の意向を「忖度(そんたく)した」と発言した塚田一郎国土交通副大臣が5日、石井啓一国交相に辞意を伝えた。首相は塚田氏を続投させる考えを示していたが、野党だけでなく、与党からも批判が強まり、辞任に追い込まれた。後任には牧野京夫(たかお)参院議員が就く見通し。

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 塚田氏は石井氏との面会後、記者団に「石井大臣に辞意を伝え、内閣に辞表を提出させていただいた」と表明。「多くのみなさまに多大なご迷惑をおかけした。国民のみなさまにも改めて謝罪したい」と陳謝した。辞任の理由については「国政の停滞を招く事態となり責任を取るべきだと判断した」と述べた。

 塚田氏は参院新潟選挙区選出で当選2回の55歳。今夏の参院選で改選を迎える。内閣府と復興庁の副大臣も兼務している。

 ログイン前の続き塚田氏が所属する自民党麻生派の会長でもある麻生氏は5日午前の閣議後会見で、塚田氏から4日に辞意を伝えられたと公表。麻生氏によると、塚田氏は「ご迷惑をおかけしたので辞職したい」と話したという。麻生氏は「政治家の出処進退だから自分で決断をしたということだと思う」と話した。

 これに先立ち麻生氏は首相と首相官邸で会談し、塚田氏の辞意を伝えた。続投させる意向だった首相も容認したとみられる。後任の牧野氏は自民党竹下派。

 塚田氏が「忖度した」と発言した道路事業は、山口県下関市と北九州市を関門海峡をまたいで橋かトンネルで結ぶ構想の「下関北九州道路」。2008年に凍結された計画だったが、安倍政権時の17年度に地元自治体の予算と国の補助による事業化のための調査が再開し、19年度から国直轄調査になっている。

 北九州市で1日にあった集会では、塚田氏が自民党の吉田博美参院幹事長から「総理と副総理の地元事業なんだよ」と言われたことを紹介し、「国直轄の調査に引き上げた。私が忖度した」などと発言。その後、発言を撤回し、「我を忘れて事実と異なる発言をした。行政の信頼性をゆがめた」などと陳謝する一方、「職責を全うしたい」として辞任を否定していた。これに対し、立憲民主党など野党は塚田氏の辞任を要求。政府や与党からも、統一地方選や参院選への影響を懸念し、辞任論が強まっていた。

 塚田氏の辞任を受けても野党の批判は収まらない。立憲の辻元清美国会対策委員長は朝日新聞の取材に「辞めて済む話ではない。引き続き真相解明に努める。安倍政権は骨の髄まで忖度政治だ」と強調した。共産党の小池晃書記局長は「塚田氏の発言は、政治の私物化という安倍政権の姿勢がはっきり表れている。それを当初、首相はかばった。首相の責任も問われる」と指弾。社民党の又市征治党首も「辞任は当然。首相の任命責任が問われる」とし、首相の対応に追及の矛先を向ける考えを示した。