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電話に出ない時代!仕分けされるコミュニケーション

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若者だけが「電話には出ない」のではない。

電話は相手の時間を奪うもの。電話を待っているコールセンターや営業の電話番なら電話してもいいが、プライベートでも業務中でも緊急案件でなければ電話は避ける。電話で内早生などをするなら、予め時間を取ってから電話する。ビジネスでは常識。




電話をかける側の心得:

  1. 電話を待つ人には遠慮はいらない。法人相手。代表番号、0120-***の類は当然。
  2. 個人への電話でも業務の用件なら、緊急時は電話。捕まらなければ、メッセージまたはメールを残す。緊急でなければそれもメールでは難しい内容については、電話連絡の日時をメールで確認してから電話する。昔、日立の設計部門では午前中は設計タイムと称して営業部門からの電話を控えるようなルールがあった。ちょっとした問い合わせが設計作業の邪魔にならないようにするためだ。
  3. 個人のプライベートなら、緊急時は兎も角、時間帯は考慮する。朝は10時以降。夜は8時まで。昼は相手によるが、避けるか、昼時を狙うか。可能ならメッセージかメールで事前に予告する。
  4. 自分を知っている相手に電話するときは186付きで電話(発信番号通知設定なら普通に電話)。自分を知らない相手に電話するときは184付きで電話(発信番号非通知設定なら普通に電話)。


電話をもらう側の心得:

  1. 予め都合していたものを別にして、基本的に電話には出ない。
  2. 売り込みの電話、最近は詐欺電話も多い。探りを入れるアポ電話も。 だから、電話帳に登録されていない電話には出ない。
  3. 電話番号非通知の電話は着信させない設定にしておく。
  4. 知らない電話(電話帳未登録の電話番号)には出ないが、後で電話番号は検索してチェック。不審電話・迷惑電話などで書き込みがあれば放置または迷惑電話で登録しておく。
  5. 検索して関係先が確認できて必要な場合は折り返し電話を入れる。特に用件が想起できないばあいは基本的に放置。大事な用事であれば再び電話が掛かってくる(筈だ)。



電話コミュニケーションの特質:

  1. 電話。デジタル化されて音質は格段に良くなっているのだろう。肉声がストレートで耳に入ってくる。親しくもない奴、見知らぬ奴が耳元で勝手なことを話し出すのだ。気持ちが悪い。知り合いでも上下関係があると、肉声自体が圧力になってくる。上司とか親とか、下手すると負い目のある取引先とか。そういう電話には出たくない。
  2. 時間泥棒。相手の都合で掛かってくる電話は時間泥棒だ。誰かと大事な話をしている時にもその人に電話が掛かってくると待たされる。また時間が奪われる。自分から不用意に掛けた電話も相手の時間を奪っている。「今よろしいですか?」と断りを入れる礼儀は知っているが既にディスターブしているではないか。



スパム化した電話:

  1. 大事な電話は殆どかかってこない。スパムメールはタイトルや発信者を見れば推定できる。電話はブラックで話を聞くまで何も分からないこともある。
  2. メールなら振り分けしてくれるが今の電話にはない。かろうじて電話帳を利用することぐらいだ。今後は着信時にAIが調べて関連情報を表示されるようになるだろう。リコメンデーションも提示してくれるだろう。



予約されない電話・予約された電話:

  1. 予約されない電話は拒否される。犯罪扱いされるだろう。
  2. 予約された電話だけが実際に使われる。
  3. 今後のAI電話は予約・発信・本人確認などを 勝手にやってくれるだろう。予定外・想定外が入り込む隙間が殆どなくなる(筈だ)。