ANA 株主優待券 買取価格
買う方は少しでも安く買いたい。
売る方は少しでも高く売りたい。
一方で、
出来るだけ早く優待券を入手したい。旅行を確定させて安心したい。
出来るだけ早く優待券を手放したい。お金に換えて安心したい。
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本来は株主が利用する前提のもの。だから買取価格に魅力がなければ自分や家族で使ったり、親せきや友人や知り合いにプレゼントしてもよい。仮に使う予定がなくてもだ。
個人の旅行で直接優待券を利用したいと思う人もいるが、旅行業者が格安ツアーを組むために利用するケースもある。買い取り業者は固辞への再販とツアー組み込み に利用したり、他のツアー業者に再販することもある。お互いに足元を見ながら。
つまり、株主が売るケースもあるが、安く株主から買い取って高くなったら業者にまとめて買い取らせる一次業者も存在する。
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ツアー業者は格安ツアーを成立させたら(参加人数が目標に達成したら)、あるいは見通しが立ったら、必要数の優待券を確保するために、チケット業者に注文する。いつまでに、どの価格で、何枚。
チケット業者は、見込みで応募をかけて徐々に安く仕入れるが、期日までに枚数が整わないと大変だから(契約違反になるから)、高い価格設定でなりふり構わず応募を掛ける。買取価格が急に上がる事情の一つだ。
結果、買取価格の変動は気まぐれで興味深いものになる。
世の中が好景気で多くの人が旅行に出るようになると価格は上がり、逆のときは下がる。単純な理屈だけが残る。
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統計データを残しておくのは面白いかも。
日経平均株価 (週間平均)と季節変動。
季節変動はフライト料金で見てもいい。ホテル宿泊費でもいい。
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「
ANAスーパーフライヤーズカード」って何だろう?