ページ

組織犯罪の特徴としての「容認された乖離」が日大アメフト犯罪の本質!

+

組織犯罪の特徴としての「容認された乖離」が日大アメフト犯罪の本質!
 ※

自動車メーカーでも、鋼板メーカーでも、品質目標が設定され、許容される範囲も設定される。自動車メーカーは購入する鋼板の厚さ目標1ミリに対して10%の誤差(乖離)は受け入れるかもしれない。鋼板メーカーは悪質なら0.9ミリの鋼板を作ることに専念する。だから、自動車メーカーは平均値では10%の乖離は許容せず、1%を要求するかもしれない。

目標を逸脱するレベルの乖離は受け入れない。出荷できない。乖離を理由に新たなアクションが起こされる訳だ。乖離を是正させるためのプログラムが発動される。



日大アメフトの乖離は何だったのか。

映像を見れば誰でも簡単に分かる。乖離が発生しているのに、是正アクションが日大側からは何一つ起こされていない。監督も、コーチも、他の選手たちも。整然とプレーを続けている。内田正人監督下のすべての人にとっては目標範囲内の乖離に過ぎない行為。これは純粋に容認された乖離なのだ。容認された乖離とは目標そのものなのだ。

試合後に、内田正人は日大は弱いのであれくらいやって当然と 発言。これは乖離はなかったことを示すものだ。後で訂正しても試合中の是正が何もなかった事実を踏まえれば後の発言訂正そのものが欺瞞に満ちたものだ。加えて全日本NO1になった日大をもって弱いチームとするなら誰の殺人タックルでも容認する姿勢だ。

 -

馬鹿監督。加害者のくせに説明責任を何も果たさず。憶測を含め色々な情報が飛び交うことに心外と発言していたが、犯罪行為も、だんまり行為も、内田正人自身の問題ではないか。心外などと発言する資格も立場もない。今に至ってまだ本当の謝罪の気持ちを持ち合わせていないようだ。