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楽天-西友のネットスーパー提携は共通ポイントが成否の分岐点?
楽天-西友のネットスーパー提携は共通ポイントが成否の分岐点?
物流は楽天側が用意するのか。物流も協業なのか。いずれにしても今まで以上に強力な物流体制へ移行することになるだろう。三木谷の野望が奏功するならウォルマートの世界展開を下敷き事業エリアを広げることが出来そうだ。その意味でも日本での提携は見事に成功しなければいけない。モデルシステム構築なのだから。
アマゾンが生鮮食品に出てきたから防衛のタッグが実態としてもそれだけでは詰まらない。
楽天スーパーポイントの利用先、獲得先が増えるかな。西友で買い物してスーパーポイントがもらえると話は変わって来る。提携はネットスーパーだが、リアル店舗のポイントサービスが成否の分岐点だ。<西友で楽天スーパーポイント>これが実現しないと失敗するだろう。
ヨドバシが生鮮食品を扱えばもっと素晴らしいのだけど、その辺は見通し立っているのかな。<ヨドバシのネットスーパー> 既に始めていた。提携先に結構苦労しているようだ。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26169730W8A120C1EAF000/
楽天、ウォルマートと提携 日本でネットスーパー
2018/1/26 10:30
楽天は26日、米小売り最大手のウォルマート・ストアーズと電子商取引(EC)分野で提携すると発表した。まずは2018年9月までに両社が共同で日本でネットスーパーを共同運営する。米国ではウォルマートの店舗やネット通販で楽天の電子書籍などを販売する。幅広い商品でECの存在感が強まるなか、ネットと実店舗の合従連衡の動きが加速している。
提携を発表する楽天の三木谷社長(左)とウォルマートのマクミロンCEO(26日、都内)
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提携を発表する楽天の三木谷社長(左)とウォルマートのマクミロンCEO(26日、都内)
楽天とウォルマート子会社の西友が共同で新会社を設立し、「楽天西友ネットスーパー」を展開する。西友の店舗から生鮮品や加工食品などを配送する。年内にネットスーパー専用の配送拠点も開設する。
楽天の仮想商店街「楽天市場」の商品をネットスーパーで取り扱うことも検討し、競合するネットスーパーとの差異化を図る。生鮮食品や食材と調味料が1食分届く「ミールキット」も販売する。
楽天の三木谷浩史会長兼社長とウォルマートのダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)が26日、都内で会見した。三木谷社長は「インターネットが生活のインフラになり、日用品や食品も(ネットで)購入する時代になる。そうした消費者のニーズにこたえる」と語った。マクミロンCEOは「すべての技術でベストではいられない。楽天との提携で我々に足りない部分を補完できる」と述べた。
世界で小売業とネット企業の連携や融合が加速している。ネット通販で世界最大手の米アマゾン・ドット・コムは17年、米高級スーパーのホールフーズ・マーケットを買収。ウォルマートも米グーグルと連携して米国でのネットスーパー事業を強化している。
日本では、小売業とネット企業の連携が相次いでいる。セブン&アイ・ホールディングスとアスクルは17年11月から生鮮宅配サービスを共同で展開している。
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