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大阪桐蔭が負けた理由は監督の油断か?
大阪桐蔭が負けた理由は監督の油断か?
9回の守備
遊撃手(ショート)、二塁手(セカンド)、一塁手(ファースト)の連携にどんなドラマがが」あったのか。
一塁にランナーがいる時はセカンドでホースアウトが基本。なのにショートはセカンドに投げないでファーストに投げた。ファーストの若干の心の乱れがベースを踏み損ねるミスにつながった。ショートがファーストに投げた理由は、セカンドがベースカバーに入るのが遅れたからなのだろうか。ショートは原則はセカンドに送球するがセカンドの状況によりファーストに送ることは本来想定内のことなのだ。ファーストの思い込みがベースカバーを疎かにしてしまったのかもしれない。
ゲームセットを逃したバッテリーの心は既に平常心から遠いものだっただろう。桐蔭ナインは立ち尽くすばかりだった。結果論でしかないが一番必要な時のメンタルケアが十分だったか。運命の逆転長打が待っていた。
桐蔭の一塁手は落ち込んでいるだろう。下手すると一生引きずってしまうかもしれない。
敗因は監督の油断とも言えない。伝令も出して励ました。それ以上監督に何が出来ただろうか。クールダウン、チェンジオブペースは卑怯ながら姑息な監督の常套手段だ。正々堂々の桐蔭監督は潔く勝負に入ったのだろう。
松井秀喜の全打席敬遠を命じた明徳の監督なら否応なしのタイムや引き延ばしを平気でやっただろう。それで勝つことが出来たかも知れない。ルール違反でなければ何をやってもいいとするのが高知の監督の頭だ。其れを賞賛する連中もいるだろう。選手の心を一生傷つけるのは平気な男だ。
負けるのも経験。桐蔭の監督は立派だった。
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勿論、世間は勝った仙台育英を賞賛すべきと主張するに違いない。その方が誰も傷つかない。
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なんだかんだ言ったところで一塁手の心はやはり痛い。一生の糧と思って頑張れ。
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