福島のコメが売れない風評被害についてクローズアップ現代が取り上げていた。
確かに福島のコメを買うことは少なくなった。
以前は美味しい会津のコメを優先して買っていたが最近は見かけない。
理由は簡単。売れないものは店舗に並ばない。
なぜ、売れないか?
原因は風評ではない。
福島の除染が正しく行われていないからだ。いい加減な除染作業や利権問題がニュースで取り上げられると、結局は福島はまだ汚染から抜け出せていない。そのように多くの人は理解しているのではないか。
政府は、あるいは福島県は、除染作業の実態を正しく報告すべきだ。もう終わったのか、何が残っているのか。
今の政府は文科省の学校認可問題でも分かるように行政のご都合優先の状況。真実を国民に伝える努力がほとんど見えない。
「風評被害」とすること自体が誤魔化しだ。
除染は何処まで完了しているか国民に正しく分かり易く示すべきだ。除染が完了していなければいくらレベルが低くても汚染水で作ったコメなど買いたいと思う訳がない。
米の全量全袋の検査を実施しているが、そんな水際で食い止める発想では駄目だ。上流の土と水の安全を確認しなければ駄目だ。
雨水、地下水を含めてどの流域は安全なのか調べて安全宣言を出すことだ。その流域ごとにブランドを設定すれば出口の光が見える。
福島と一括りにしないことだ。
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正しいことは分からないが、除染作業は途中で放り出されたのではないか。汚染土をどのように処理したのか最終的な話もオープンになっていない。東電の汚染水は今でも海に流れ込んでいると思っている人もいるだろう。安倍晋三が完全にコントロールしているといった中身、結果の実態は一切総括されていない。
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「6年の変化を理解する」 って何?。6年で結局どのように着地しているのか報告が出ていないではないか。「風評被害」というからには、実態は問題ないと示すべきだ。水際の検査で済ますな。福島の汚染は結局どうなったのか事実を報告すべきだ。汚染土、汚染水。除染は問題ばかり起こしいていた印象があるから丁寧に。大気汚染、海洋汚染も、6年も掛ければ報告できる内容があるだろう。そのもっと重要な手順をスキップさせて何が風評被害と言うのだろう。
福島のコメ農家は被害者かも知れない。加害者は、消費者ではない。福島県、農協の努力不足が否めない。大臣が来てご飯を口に入れて安全宣言をすれば済む訳ではない。危険と安全が識別できていることが必要。
除染で問題を起こした業者に対しる始末もどうなったか。作業をやり直したのか。問題が起きた時だけニュースで取り上げられるが、結局どうなったかはニュースには出てこない。ネガティブな情報だけが積み重なって残っている。全部整理しておくことだ。消えた汚染土では困る。
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番組(クローズアップ現代)では風評被害で押し通していて除染については一切触れていない。避けて通っているようにも見える。だからこそ尚更疑問を持つことになる。本当はまだ除染は完了していないのではないか。
風評を残している責任はメディアにもある。福島県にもある。農協などにもある。けじめを付けなければいけないでしょう。
汚染物質が蓄積的な場合はいくら少量でも気になる。子供に食べさせたくないのは親の人情。 いくら検知できないと言っても駄目。そもそも土も水も汚染から隔離されていることが示されるべきだ。
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