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「コードに埋め尽くされた世界」と「自分のコード」

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「コードに埋め尽くされた世界」と「自分のコード」
世界はコードに埋め尽くされている。

「世界」は人間が理解する範囲、想像する範囲、意識する世界。

だからコード化されたものしか世界には存在できない。



大げさい原理原則を言う前に、自分の周りであまりに多いコードが自分を苦しめていることに素直に驚いてみよう。数字あるいは数字または記号が多すぎて本来の人間を失いつつあるような。



  1. 名前
  2. マイナンバー:もちろん全く覚えていない。通知番号まで問題になる始末。
  3. 生年月日:年号月と西暦と。
  4. 銀行口座:口座の数だけ。ついでに銀行コードまで。
  5. 証券口座:
  6. 住所:現住所
  7. 郵便番号〒
  8. 出生地の住所
  9. 電話番号:自宅、携帯
  10. メールアドレス
  11. メールアカウントとパスワード
  12. ・・・
まあキリがない。一般に共通的に存在するものと特定の個人 に存在するものとあるが、必要なのは特定個人のコードだ。特定個人に属するコードと、個人と個人、個人と団体・組織・その他とのつな利で必要なコードもある。無限の連鎖。

世界中の人は無限次元のコードに包まれている。