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インベスコMSCIウイークリーマンスリーオペレーション


インベスコMSCIウイークリーマンスリーオペレーション
市場が閉じてから明日の日経平均の上げ下げを予想できたら何かいい事ありますか?

目標レベルに上がるなら手持ちの株を売るチャンス。

目標レベルに下がるなら新たに買うチャンス。

明後日のことは分からない。

目標レベルを設定していない場合は、どのように判断するか?

目標を設定しないで長期的にひたすら定額で買い続ける投資術(ドルコスト平均法)があることを思い出す。これは市場は一方的に上がり続けたり下がり続けたりしないものだと言う確信に基づいている投資術。 振り返ってみれば、安い時は多くの株数(口数)を入手し、高い時は少ない株数(口数)で済ませるから、全体平均では効率がいいと考えるもの。後は平均より高いタイミングで売れば利益になる。言い換えれば、持ち続けて、上がったところで売ると言うだけのことだが、そのレベルは低いから売るチャンスは容易に出現すると考える。

変則ドルコスト平均法があれば、平均より上にあるか下にあるかで、購入量を増やしたり減らしたりするとさらに効率は上がるだろう。しかし、平均が下がって購入するチャンスが減ってしまう。投資そのものが成立しなくなる。

それでは、単純に、「上がる時は買わない。下がる時は買う。」と決めたらどうか?。確率的には、そんな操作は全く意味が無い。馬鹿馬鹿しさは極上。単に投資額を減らすだけの効果だ。



結局、「いくらで買っていくらで売る」というもっとも基本的なシナリオでしか動くことが出来ません。個人は長期は無理だから、1週間のスパンで、買い=売りのシナリオで動くだけです。デートレーダーを趣味か生業にしているなら、基本的に1日でクローズさせるわけですが 、上げ下げ予想はラインを読む時のヒントになるくらいであまり寄り添う訳には行かないだろう。



インベスコMSCIと日経平均はほぼ同期する事実。驚くね。どちらが先行指標か分からない。余計なことだが、日経平均は20分遅れて無料開示。TOPIXはリアルタイム。日経の厭らしさが垣間見える?。MSCIは海外指標のファンドだから、即時性に依存する売り買いは無理。日本株とはまるで別物。結局、MSCIだけ見ていれば十分でしょう。日経の方は止めよう。

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ウイークリーマンスリーオペレーション:

算数が出来なくてもできる。

この1か月間の変動で、下の25%~50%に入っていたら購入。

指図は週末限定でも、特定曜日でも、兎に角、週1回定期的にチェックして指図する。

売るのは5%の差益が達成した時。5%は配当を含めて評価する。株は面倒だけどMSCIファンドなら現在価格が配当を含んだ内容になっているので、単純比較で構わない。

週末、定額1万円を用意して、月間ポジションを確認できたら、買いを入れる。約定すると口数が確定するので記録する。約定時の単価も記録する。5%上昇時の単価を記入する。エクセルに現在の単価を記入する。条件付き書式を設定し、5%が達成していたら分かるようにしておく。5%達成しているものがあれば、その口数だけ、売りの指図をする。売りが約定したら、約定価格(単価と価額)を記録する。

エクセルを用意して、毎週、同曜日に、1か月間の最大値、最小値、 買い上限下限、現在値を記入する。買い信号が出ていたら購入指示。

面倒でなければ、毎日やっても構わない。1か月スパンを3か月にしても、1年にしても構わない。売るタイミングを5%でなく、3%でも、10%でも構わない。刻みを25%にしなくてもよい。

買いはドルコスト平均、売りは利益達成(ウイークリーマンスリーオペレーション)でもよい。また、買いは毎週、売りは毎日でもよい。全くランダムでも構わない。つまり、任意の日に価格と、1か月の動きと、5%達成状況をチェックして指図してよいし、買いも定額である必要は全くない。

ウイークリーマンスリーオペレーションの欠点は決めた以上の利得が得られないこと。大きく化けて欲しいなら長期間放置するのが一番。



面倒ですね。特に売りは面倒。そう思ったら、平均値で済ます。平均値は証券会社の口座情報に表示される。5%乖離したら5%売却、10%乖離したら10%売却、定額売却など勝手にルールを決めればいい。



例の証券会社で実験してみよう。他のファンドは取りあえず売却して、原資に充てることにする。MSCIは定期的定額購入とWMオペレーションを組み合わせてパフォーマンスを見てみよう。シミュレーションでも構わないが、まあ退屈しのぎには良いでしょう。



安全にゆっくり進める方法もある。多くはそれでよい。しかし、スピーディに早く進める方法も考えられる。通常、ギャンブルとされるものだ。<早く薄く>なら面白いかもしれない。だから、3か月スパンは期間を取り過ぎ。