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タイヤの大口径化はどこまで進むか?


タイヤの大口径化はどこまで進むか?

タイヤ口径の話をする時は、タイヤ外周すなわちタイ全体の口径の場合と、全体の外周は変えないでホイール口径の場合があります。

普通に話題にしているのは後者。ホイールをサイズアップして、タイヤは扁平にする手口。見た目が格好良くなると信じてホイールのインチアップに走る輩は少なくない。

売り手は、高額商品が売れるので適当な理屈を提供する。路面のグリップ感が得られやすい。プロが高速でヘアピンに突っ込んでいけば分かるだろうが行動ではそんなものはまず無理。そんなことを信じた奴は暴走族にでもなるのかな。

ホイールデザインを楽しむ輩もいるが、残念ながら趣味に問題がのこる。ひどいデザインで走り回って恥ずかしくないのかな。「インチアップして馬鹿がばれ」なんてシーンばかり。

もう一つの流れは前者。小さな車に大きなタイヤを履かせること。車が大きくならなくても、タイヤサイズをアップさせるのは、タイヤを四隅に配置した時の安定感。がっちり路面をグリップしている感が出て見た目の印象が良くなるからだ。挙動の安定化も図れる。間違わないで下さいよ。大口径前提の設計をしていなかったらとんだ漫画チックな姿になりますから。自分勝手にサイズアップしたら危険のこの上ない。

そろそろデカいタイヤを履いた軽にお目にかかれるだろう。

もっとも、そのためにはトルクのデカいディーゼルターボの小排気量エンジンが必要だけど。