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燃費JC08と高速道路での燃費の関係


燃費JC08と高速道路での燃費の関係




高速道路では空気抵抗が問題になるから高速走行は燃費性能を引き下げる。JC08は時速70キロ程度までしかカバーしていないのでメーカーのチューニングは時速100キロ巡航は想定していない。

高速巡航では:

車高が低く、シルエットが小さく、流線型なら空気抵抗に有利だ。風抵抗に対しては車重は重い方が有利だ。高速道路では小勾配といえども上り坂は結構あるので、距離とルートによっては車重が必ずしも有利に働くとは限らない。

SUV:

  1. 腰高ずんぐりむっくりはシルエットが大きく不利。車重の分は有利。

軽:

  1. 多くはシルエットが大きく不利。車重も軽いので不利。ただ絶対的サイズが小さいので燃費は相対的に悪くならない。
スポーツタイプ:

  1. 軽や小型車でも空気力学的に断然有利。




ノーマル車

ノーマル車は市街地走行は普通に苦手。高速は幸せ。だからJC08は悪い数値になるが高速道路ではJC08を車種によって数10%上回る。カタログ値13km/l⇒高速17km/lぐらいか。
JC08比較イメージ<低△⇒中○⇒高◎>(×△はJC08以下、○はJC08イーブン、◎はJC08以上)。

ハイブリッド車

ハイブリッド車は高速ではバッテリーアシストを利用できないので市街地走行時のアドバンテージは失うが、ノーマル車より悪くなる理由はない。バッテリー分は重いのも有利。カタログ値20km/l⇒高速16km/lぐらいか。
JC08比較イメージ<低○⇒中○⇒高△>(×△はJC08以下、○はイーブン、◎は以上)。

ターボ車

ターボ車は基本的に燃料を食いますが、高速巡航時はターボ効果は関係なくなるので燃費はJC08より改善される。ターボの効果を出すには一定数の回転数が必要になるためターボ車はGO/STOPの多い市街地の燃費はもともと悪い。太いトルクが得られた後は活発に動くが燃費はそれなりだろう。カタログ値12km/l⇒高速15km/lぐらいか。
JC08比較イメージ<低△⇒中○⇒高◎>(×△はJC08以下、○はイーブン、◎は以上)。

ディーゼル車

ディーゼル車は低回転のトルクを利用した活発な走行が特徴だが、高速巡航はハイギアで流すだけだから改善される。カタログ値15km/l⇒高速18km/lぐらいか。
JC08比較イメージ<低△⇒中○⇒高◎>(×△はJC08以下、○はイーブン、◎は以上)。