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ココロ部!「おくれてきた客」~テーマは良いが例え話が最低!~
ココロ部!「おくれてきた客」~テーマは良いが例え話が最低!~
NHK Eテレの子供向け番組?ココロ部!「おくれてきた客」をちらっとみて驚いた。アンジャッシュ渡部建・児嶋一哉が何かやっているのかなと思ってチャンネルを止めた訳だが、中身は大いに疑問。
美術館へ遠くから来たおばあさん。しかし閉館の時間に間に合わなかった。その時、おばあさんを館内に入れてやるべきかどうかというもの。
おばあさんの心情への配慮、思いやりと、ルール厳守とどちらが大事か。
テーマとしては悪くない。
ところが例示したものが最低。
~ おばあさんを美術館内にいれた場合、もし、おばあさんが倒れて絵を傷つけたら、どうする。その絵を見たいと思っていたみんなの迷惑になる。だから、ルールを守る方を優先すべきだ ~
こんな馬鹿な例え話 。安倍総理の戦争法案説明の例え話を思い出してしまう。
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おばあさんが倒れて絵を傷つけるのは開館中でも発生することだ。倒れるのはお婆さんに限らない。子供が走り回って傷つけることもある。
どうしてもお婆さんにするなら、おばあさんは絵を見てはいけないと言う間違ったメッセージを出してしまう。
それと倒れた時、絵が問題か?。人の命が問題だろう。
これが教育テレビか。
倒れるのはおじいさんも、若い人もいる。体調悪い人。また悪戯好きなら意図的な傷つけもある。問題の本質がずれるのは教育テレビとしてはNGだな。
閉館時間からかなり時間が経過していたら、まさか夜にこっそりという訳には行かないから葛藤のテーマにならない。閉館時間5時で5時1分に着いたら?。スタッフが次の予定で施錠・消灯するから無理。スタッフの足止めもできない。大きな美術館ほど無理。閉館時間は追い出し時間なら無理。
小さな美術館なら、30分延長できるかスタッフに聞いて了解が取れるならOKかも知れない。
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融通を聞かせて人にやさしい社会にしろよ!。教育テレビは杓子定規をはぐくんでいるのか。
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