早川に重油を流出させた強羅天翠の損害賠償はアユ被害だけでは済まないだろう?
箱根強羅温泉
重油漏れ事件
強羅天翠(ごうらてんすい)
早川に重油が大量に漏れ出る。
アユの放流の最中の大事件。
箱根のアユは今年は食べることができない。
設備点検のお粗末だろうが、損害賠償は誰にどの程度するのか?。
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重油の除去が終わったと宣言しても、一度、魚の体内に入った重油が抜け出るものではないから、今年はもうあきらめたい。アユ以外の魚は大丈夫な訳はないから早川一体の川魚は駄目。海だってどの程度なのか?。
風評被害、早川界隈は風評とも言い切れない。実際に問題があるのだから。でも、早川と関係ない箱根エリアでは風評被害になるだろうから、箱根全体の観光にもインパクトが来るだろう。
関東・首都圏はニュースが流れるが、その他の地域からは知らずに来てしまうのでしょうね。お互い様だ。
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旅館業に限らず、重油を使うような大きな施設は、重油タンクの設置環境を点検すべきだ。フェイルセーフの思想で施設設計になっているか。昔は、逆フェイルセーフ発想。何かあれば川に流せばいいと考えていたのだろう。今は逆。タンクから重油が漏れても正しく安全な場所に誘導できるようにしておかなければいけない。箱根に限らない。自主的な活動か、行政か。今後の不作為は許されないだろう。
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