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子供の責任、親の責任、大人の責任、学校の責任、被害者の責任に筋道を示さない無責任な最高裁判決?
子供の責任、親の責任、大人の責任、学校の責任、被害者の責任に筋道を示さない無責任な最高裁判決?
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子供がサッカーボールを道路に蹴りだして人が死んだのに無罪とした最高裁の判断は大いに問題だ。無責任な裁判だ。親には責任がないとするだけの判断は所謂片手落ちだ。判決として成立していない。誰に責任があるかについての言及を逃げた判決は歴史に残るであろう愚かしい判断だ。
親と子供は一体で責任を負うのは当然だ。ここに穴を開けるのは最大の問題。これだけでも最高裁は至急見直すべきではないか。
今回事案における問題は簡単に道路に飛び出す位置にゴールが設備してあったこと。これに尽きる。注意書きがあったか、他人が利用するときに注意していたか。今まで一度もボールが飛び出していないなら設備設置上の問題と言えないが前例があるなら管理の問題。いつものように遊んでいていつものように飛び出たのなら学校の問題だろう。そのことを判決で示唆すべきだ。
親子の責任は存在するが、それよりも学校の責任が重いと言う判決が妥当だ。子供でも分かることだ。100%を親子の責任に問える事案ではない。
兎に角、責任に穴を開けるな。
今回の判決が地裁でなく最高裁と聞くと唖然とする。これだって立派な「司法の堕落」ではないか。
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子供の起こす事件事故を予見できなければ親はセーフって?。子どもに責任能力が無いって?。それでは何処に責任が行くの?。少年犯罪の抑制と全く逆効果の判決だ。親は必要以上に子供を監視する必要が無いというのだから。
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http://jp.wsj.com/articles/JJ12535211516766133958219858570863179728672
「予見できなければ免責」=親の監督責任で初判断—少年のボールよけ転倒・最高裁
2015 年 4 月 9 日 17:19 JST 更新
バイクを運転していた80代男性が、小学校の校庭から飛び出たサッカーボールをよけようとして転倒し、そのけがが原因で死亡したとして、遺族がボールを蹴った当時11歳の男性(23)の両親に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山浦善樹裁判長)は9日、「通常、危険とはみられない行為で損害を生じさせた場合、結果を具体的に予見できたなどの事情がない限り、監督義務を怠ったとは言えない」との初判断を示した。
その上で、監督責任を認めて両親に賠償を命じた一、二審判決を取り消し、請求を棄却。遺族の敗訴が確定した。
裁判官4人全員一致の判断。判決は、子どもだけでなく、責任能力を欠く認知症患者らへの監督責任をめぐる訴訟にも影響する可能性がある。
[時事通信社]
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