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朝日新聞の快挙?愚挙?暴挙?
朝日新聞の快挙?愚挙?暴挙?
死ぬ気でいくなら誰も止められない。拘束されても日本人などと言わない覚悟もあるんだろうね。朝日さん、日本と日本人に迷惑掛けるのは暫く勘弁してくれないかな。
それでも報道は必要というジャーナリスト魂には感服するが、ニュースを伝える相手を苦しめていたら、その報道って誰のための報道なんだろう。歴史が評価すると嘯いて済ますことも出来ないだろう。 危険に身を晒すのだから、単純な自己満足であるはずが無い。
ジャーナリストが命がけであらゆるフロントラインに出かけていくのは覚悟の使命感に基づくものだろう。後藤健二さんもある意味では覚悟の片道切符だったのかも知れない。それでも悪党に利用されることまでは思いが至らなかっただろう。
報道は自分が誰か/何か(客体)を捉えているうちは報道かも知れないが、自分自身が当事者になってしまったら、それは最早報道とは言えないのではないか。体験記?。ギャンブル?。冒険?。
慰安婦報道問題も振り返れば、朝日新聞が当事者になって歪んだ情報を世界に振りまいていた訳だ。
よく考えましょう!
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http://www.yomiuri.co.jp/national/20150131-OYT1T50069.html
朝日の複数記者、外務省が退避要請のシリア入国
2015年01月31日 13時33分
特集 邦人人質
イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループによる日本人人質事件で、外務省が退避するよう求めているシリア国内に、朝日新聞の複数の記者が入っていたことが31日分かった。
同省は21日、日本新聞協会などに対し、シリアへの渡航を見合わせるよう強く求めていたが、朝日のイスタンブール支局長はツイッターで、26日に同国北部のアレッポに入り、現地で取材した様子を発信していた。
朝日新聞社広報部は「イスタンブール支局長はシリア政府のビザを取得したうえで、取材のために入っている。記者は当初の予定・計画に従って行動・取材をしている」と回答。同省から記者を出国させるよう要請があったかについては「回答を差し控える」としている。
2015年01月31日 13時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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シリア一帯にいる日本人は今が旬のターゲット。てぐすね引いて悪漢どもは待っている。今ならまだ新鮮で話題を提供できる。格好の材料だ。第二第三の人質がほしいのだ。ホテルで寝ていたら夜の間に拉致されることもある。麻酔でも打たれたら抵抗のしようもあるまい。誰も守ってくれることは無いだろう。裕福でスノッビーな日本人の自己欺瞞に見えなくも無い好奇心に付き合ってくれるかどうか。中には本物もいるのは分かっている。感謝もする。それでも日本人なら拉致するしかないのだ。それが彼らの仕事だから。朝日のマークをつけていても例外にはしてくれない。そんなこと分かるでしょう。シリアに入った朝日のレポートに価値があるのは無事な姿の彼らの写真だけだろう。「日本人、今日も無事!」とやるわけだ。
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軍隊にも報道担当はいる。危ないところに行くなと言っても、一方で危ないことをする人は、軍隊(自衛隊)、警察、消防、など少なくない。その様子は適宜報道されるものだ。
危険地域は報道関係は行くなというのも一つだが、社会の監視が必要である以上、誰かが行かなければいけない。それは重要な国民的要求でしょう。これを無防備なボランティアに任せておくことこそが問題だ。
政府は危険地域での適切な報道を可能とするような手立てを尽くす役割を担っていると考えるべきだ。
出国停止。これはイージーだけど何の成果も生まない。停止解除の条件を明確にしなければいけない。
蛮勇批判。これは最低だ。情報が入ってきたら黙って利用するくせに失敗したら蛮勇で片付ける。高村副総裁はさらに問題だろう。政治家として何かをしなければいけないはずなのに自分で何もしないで蛮勇批判は全く論外だ。
政府報道官の派遣。危険地域はこれが基本だな。適宜民間の報道関係者を随行させてもいいだろう。民間報道関係者の自由な渡航が困難と判断したら、制限措置を取るとともに、今度は政府が責任持って報道を継続する。これでやってください。
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