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アクション管理の考え方


アクション管理の考え方

アクションリスト、ToDoリスト、課題リスト、備忘録、スケジュール、カレンダー、予定表、タスク管理、目標管理、など。ほしいものリスト、ショッピングリスト、したいことリスト。

似たような概念のものが並ぶが今一勘所が掴めない。

例えば、
  • 30歳までに結婚、35歳までに子供二人もうける。
  • 毎日、腹筋100回。
  • 次回の飲み会の場所取りと案内。
  • 本を読んだらレビューを書く。
この手のものを上げてもキリが無い。レベルがばらばら。どのように理解していくべきか。

最後は具体的に<自分自身の行動を時間と空間で確定させること>になる。

この中には定期的なものと不定期なものがある。定期的なものは都度書き出すことも無い。不定期なものは明示する必要がある。スケジュール表に書き入れる予定はこのレベル。予定が達成すれば完了、未達成で必要なら再度予定を組む。未達成で取り止め可能なら中止。

目標管理は目標と手段(方法論)を具体的なアクションスケジュールに落すことができるまで展開していく必要がある。

目的に対する手段の妥当性は常に怪しむ必要がある。間違った方法論を繰り返しても目的は達成できない。だから、無駄な際限ない取り組みとならないように定期的なレビューを行なう。
  1. 年度レビュー
  2. 半年レビュー(中間レビュー)
  3. 月度レビュー
  4. 週次レビュー
  5. 日次レビュー
健康な体作り:こういう漠然とした目標でも腹筋100回という手段に展開できれば提起的なスケジュールに展開できる。2ヶ月目から階段の登り降りに方法を変えて継続するかも知れない。効果測定は体重とか脂肪率とか。

ビジネス目標でも同じことだ。手段は自分でやる部分と人に任せる部分が出てくるから管理そのものが工数を要することになる。


漠然とした目標をいくつも持つ場合がある。気力・体力が十分あれば目標は増え、弱体であれば目標は控えめなものになる。
  • 肉体的健康が基盤。食と運動と睡眠。
  • 経済的健康が基盤。マネー管理(運用・節約)とアルバイト(コンサル・情報サイト)
  • 社会的健康が基盤。コミュニティとボランティア(内輪・地域・同好)
一般的なカテゴリー区分には特別意味は無いが、輻輳する目標を整理するときには参考になるだろう。しかも、これは基盤構造の話でしかない。ここがしっかりしていないと本当にやりたいことも出来ない。

わくわく目標:理屈で押し出したような目標は健全を達成するための手段展開でしょう。やはりその先にはわくわくWakuWakuするような、それこそが目的目標といえるものがほしい。

これは毎日変わっても構わない。ずっと変わらないものもあるだろう。欲望の本質的な部分だ。

人間的欠陥に対する特別な手当ての問題もある。生まれてからの人間関係の中で傷ついた部分、上手く成長できなかった部分。これらは普通の家族関係・人間関係以上のものを欲求する。

誰かに褒めてほしい、尊敬してほしい、愛してほしいなど。誰かを征服したい。束縛したい。人によっては、これらが自分の人生の目標になったりする。ある意味では不幸なことだが、それでも充実が得られるなら構わないだろう。

特段の不自由も無ければ、次に人は何を目指すのか。

美味しいものを食べたり飲んだり。歌を歌い。会話を楽しみ、ダンスやゲームで遊ぶ。学ぶことを楽しむ。セレモニーを楽しむ。殆ど、これでは、老人倶楽部だったり客船の旅行だったり、まさに黄昏の楽しみだ。

自分の中にある僅かな芸術性に磨きを掛けてみたり。少し違った自分を発見して無邪気に喜ぶ。



使命

自分が自分に課す使命とは何か?。定年を迎えた男は65歳になっていた。寿命の85歳までの20年間を自分にどんな使命を課すのだろう。60の手習い、今まで学んだこと貰ってきたものを社会に返す。憧れに従事する。多くは出来ない。

世界には平和と程遠い状況があるのに、全くずれた感性だな。一人ひとりは世界の平和のために何が出来るだろう。平和の担い手は、軍隊か、政治家か、当事者か、一人ひとりか。無関心な人が一人居ても世界の平和は揺らぐ。

神の意思=使命

まあ、本当に神がいればこんなに争いに満ちた地上にはならないだろう。もしくは神自身が争いが好きなんだろう。戦争もまた神の意思という訳か。



人に必要なのは方法論だろうか?。技術?。それとも志。正義あるいは絶対価値?。正義感、倫理観が欠落したまま原子力エネルギーに手を突っ込めば大やけどをする。



人間はあまり意味の無いことに齷齪している。目的が曖昧なまま手段ばかりに磨きを掛けて、その結果は争い・憎悪の拡散だ。争いのために手段を磨き、新たな憎悪を産み育てている。



手段ばかりに目が行って目的を見ていない。そういう人は結構居る。手続き論が得意な人。



<目的リスト>

目的をツリーとか魚の骨とか相関図とかで連鎖させていくと、欺瞞に満ちたいびつな図形が出来るだろう。本音のフィルター、強い虫のフィルター、弱い虫のフィルターなどを通してやればそれなりぬ有用かも知れない。図形にするテクニックはないからリストにするしかない。

相対的概念に断てば目的=手段。目的リスト=手段リスト。1つの目的に1つ以上の手段。1つの手段が複数の目的に関係することもあるが、リスト上は重複して表現するしかない。

上位の目的が無い目的が究極の目的となるが、そんなものは今分からなくても困らない。

(1)安心を得るための手段展開か 《「当たり前品質」の考え方》
(2)感動を得るための手段展開か 《「魅力的品質」の考え方》

もっと増やして混乱させるだけかも知れない。

(2-1)正義を成すための手段展開か 《社会のため》
(2-2)快楽を得るための手段展開か 《自分のため》

(2-2-1)ART
(2-2-2)SPORT
(2-2-3)POEM


レコードの設計
  1. (目的)上位の概念
  2. ()アクションタイトル
  3. 実施日、期限
  4. 実施場所
  5. 方法論・関係者・費用など
  6. ステータスまたは今後の対応(中止・リジェクト、継続、見直し・リプラン)
最初からスケジュール表に展開できるものはアクションリストを作る必要はない。

逆、アクションリストに書いたものは、基本的に、スケジュール表に展開しなければいけない。それが具体的な実施だから。

備忘録に記載したものは、スケジュールにおち無かれ場達成できない。



「備忘録」
  • 目的だけを並べたリスト。最初の書き出しはこれでよい。追加するときも先ずこれで。目的展開表に入れたら削除してよい。(⇒Word/Doc)
  • 些細な内容のものは単純なメモとして扱うこと。目的展開などへ流す必要はないが、レビューの段階で管理の是非は判断すること。
  • 基本的に備忘録で管理はしないように。備忘録にはQCD/5W1Hを組み込まないこと。但し、登録日は入れておこう。
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「目的展開表」(⇒Word/Doc)
  • 目的の連関を考えて並べたリスト:やや出来のいい備忘録。実施したら実施済みとして残す。ページを変えても構わないが消さない。リジェクトしたものも同様。諦めたものが復活したり、実施済みが繰り返されたりするものだ。
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「アクション管理表」(⇒Excel/Spreadsheet)
  • 目的の重要性、プライオリティを考えて、納期・予算・方法論を設定した管理表。
  • プロジェクトレベルはサブアクションなどを設定すること。重要なものはキーとなる手順についても記載したほうが良い。
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「スケジュール表」(⇒Callendar)
  • アクションの具体的な実施のための日程・場所に予定を入れたもの。
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無料ツール

マイクロソフトオフィスの機能は今はブラウザを使ってクラウド上でフリー版が使える。MS純正は分からないがグーグルなどが提供しているもので単純なレベルなら十分でしょう。


過去の管理記録の管理

過去の管理記録は特に必要ないだろう。結果は現実世界に出ているのだから。途中で諦めたり、放置状態だったりしているもの、これはレビューが必要だろう。その意味では滞留期間が分かるように、最初の登録日は備忘録段階で入れておこう。過去管理はレビューの段階で切り替える。最長レビューは1年だから過去データは最大1年間違っても2年まで残す出十分だろう。