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長期資産形成のための投資信託(ファンド)の選び方?


長期資産形成のための投資信託(ファンド)の選び方?

本屋さんで見つけた本「投資信託はこの9本から選びなさい」をぱらぱら捲ってみた。この9本は何かが具体的に記載されていた。何故この9本が選ばれたのかも丁寧に説明されているようだった。

印象としては伝統的なあるいは保守的な発想がベースにあって特別なものではない。サプライズがないから問題という必要は全くなくて、今までの実績をもって従来の考え方を強化したと理解できる。

「投資信託はこの9本から選びなさい」

本屋さんで見たのは改訂版らしい。9本のファンドの内容が少し入れ替えられているようだ。前回からドロップしたファンド3本はいずれも総資産規模が減ったようで、それが理由らしい。

9本のファンドのリストを探すが見つからない。

どこかにないかな?

著者はセゾンが好きみたいで9本のうち2本がセゾンの名前があった。

基本要件は概ね以下の通り:
  • インデックス型(ノーロード、信託報酬も少ないもの)
  • バランス型(国内・海外、株式・債券・リート、先進国・新興国なでお)
  • 無期限型
  • 自動引き落とし積み立て型
  • 再投資型(分配型は避ける。毎月分配は最低)
  • 純資産が増加または維持。減少していないこと。
注意すべきは、前回と今回で数年しか経過していないのにあっさりファンドの入れ替えをしていること。9本中の3本だから相当な割合だ。 とても長期資産形成として安心できない。

資産規模は変動的だし、運用期間も事情が変われば途中で償還されてしまうこともある。インデックスそのものも永久不滅とは行かないだろう。


選ばれたファンドと似たようなファンドは幾つかあるはずだ。一本に絞らないで運用機関の異なる3種類程度を平行して利用するのがいいだろう。


資産規模が大きくなりすぎると運用そのものが難しくなるとも聞くことがあるから、増減よりも適正規模の範囲にあるかどうかを監視すべきだろう。数十億円~数百億円。

インデックスに組み込まれた銘柄は如何してもインデックスファンドが買いを入れるので高くなる。上げ底になっている。インデックスファンドの成績が良い一因だろう。



インデックスファンドを買うくらいなら、ETFを買った方がいいと考える人も多いだろう。売買時の手数料は発生するかもしれないが、信託報酬は発生しないし、売り買いのフットワークもいい。資産規模なども気にする必要がない。

ETF積立購入

ETFにNISAを組み合わせることが出来れば鬼に金棒? 。株ドットコムなら小額での積み立ても出来る。運用コストが低いので長期投資ならETF。



とは言え、インデックスファンドとETFの差は小さい。自分の口座を置いている証券会社や銀行などで自然に投資を続けられるところで始めればいいだろう。スイッチングとか預け替えも出来るから勝手に敷居を高くせず気軽に始めるのが良さそうだ。



年収1千万なら、1銘柄で、毎月1万円、10年掛けて100万円ぐらいで自動引き落とし積み立ての上限にしてもいいだろう。但し、ファンドもETFも配当の自動再投資は必要。知らない間にやせてしまうことは避けたい。

100万円を超えたら次の銘柄(商品)を探して、積み立て投資は継続させることだ。