2014年暮れの総選挙を振り返る＜陰の功労者は渡辺嘉美？＞
総選挙の結果が出た。
自民党の歴史的圧勝。消去法で探すしかないのが今回の選挙だけど、自民党に対抗できる風は微風すら吹かなかった。だから誰も選挙に行かない。浮動票に頼る野党には打つ手が何も無かった。
小選挙区制と有象無象の野党群立。選挙制度の構想からかけ離れた矛盾する状況だ。まるで背居にならない。愚かしい。
民主党。先ず、自民の対抗軸の民主党は既に信任を失っていることを今尚自覚できていない。解党的で直しに失敗している。野党再編しか道は無いのに、踏み出せない。ずるずると無原則な昔の社会党より悪い状況だ。
なぜ、あんな馬鹿をやったのか今尚分からない。為政者の責任のかけらも無い政権なんて誰も望まない。
蛇足。野党再編を阻止した渡辺は落選したが自民の陰お香両者だろう。
維新。風邪はむしろ逆風。橋下の魅力は自分でかき消してしまった。常にマスコミにぶつかる手法は誰も歓迎しない。いさめる人材もいない。最初から選挙を捨てて掛かるのでは野党再編の軸にはなれない。橋下の噛み付き騒ぎはもううんざり。橋下徹は共同代表を一旦降りるべきだろう。
維新に合流した旧みんなの部部にはまだ期待できる。この人たちが野党再編を果たさなければいけないだろう。一日も早くだ。
争点作りの失敗。
アベノミクスなんてまやかしものを否定してみても、現実に株価は上がって＝海外からの投資もあるわけだから、一概に否定できるものではない。株価吊り上げの具体的な弊害を突くことが出来るなら争点にしていいが中身の無いものを争点にするところが全員素人に見えてしまう。
反原発、自然エネルギー発電は一部の資本家を優遇するだけの駄目政策であることもはっきりしてきている。
日常的な政策検討が不足しているのは明確だ。再編して体力をつけないとどんどん痩せていくだろう。
公明･共産が伸びる選挙は政治の末期的症状だ。
愚かしい。
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自民は3分の2を軽く超えて、更に野党から一本釣りをするだろう。野党にいては何も出来ないから、与党に入ることを受け入れる議員も出てくるのは必至。
日本は右傾化する。利権型政治は更に活発になる。上げた消費税は全て利権と軍事に回されるだろう。
選挙に行かなかった若者は戦場へ行くことになる。
官が民を圧倒する社会は窮屈な社会になるだろう。日本の中国化、北朝鮮化が始まる。日本を民主主義国家と思っているとひっくり返されるだろう。
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