錦織圭の勝利が女神が消えた瞬間=第3セット第1ゲームのダブルブレークポイント
錦織圭は得意のストロークプレー(ラリー)の局面で何故勝負を急いでしまったか。第3セット第1ゲームのブレーク失敗がこの試合の全てだった。
錦織圭
ATPファイナルの勝者になる準備はできていた。テーブルの上にプレートは既に並べられていた。
メインディッシュに向かフォークはするりと滑り落ちてしまった。
ブレーク阻止は諦めかけていたジョコビッチの目に火が付いた瞬間でもある。
ケイの2つのミスは得意のストロークプレーだった。焦らずにゆっくり粘れば、やや動転気味のジョコビにやすやす勝てた筈だ。
メンタルな歯車の何が狂ったのだろう?
※