ページ

クレナフィン~爪水虫治療~科研製薬


クレナフィン~爪水虫治療~科研製薬

爪水虫の治療は基本は飲み薬。実績もある。問題は肝臓に負担がかかること。待望の塗り薬がようやく出てきた。



お医者さんとかに聞くと、

(1)飲み薬ほどは効かない。
(2)薬の値段が相当高い。

口コミを見ても似たような情報だ。高いお金を払って効かなかったらとても残念。誰もが迷うだろう。多分、相性もある。1,2か月ためしてみるのは悪い選択ではないだろう。効きそうだったらしっかり1年は使い続けることだ。3万~4万円の出費は覚悟して。

問題は足の爪の成長は遅くて効果を確認するのに時間が掛かることだ。ミニマムでも3ヶ月は様子を見る必要があるだろう。

(追記)




http://toyokeizai.net/articles/-/60256

科研製薬、「爪の水虫薬」がロケットスタート
通期の利益計画は第3四半期でほぼ達成

長谷川 愛 :東洋経済 編集局記者
2015年02月10日

「科研製薬、「爪の水虫薬」がロケットスタート 通期の利益計画は第3四半期でほぼ達成 | 

爪の水虫薬が科研製薬の次なる柱に?(写真:Valua Vitaly / Imasia)

2月6日の株価は一時ストップ高となり、同日の東証1部の値上がり率2位――。理化学研究所にルーツを持つ製薬業界の中堅、科研製薬が突如スポットライトを浴びた。株式市場で材料視されたのは前日に発表された2014年度第3四半期(4~12月)の好決算だった。

増収はもちろんのこと、目を引くのは利益面の好調さだ。会社計画の通期営業利益は前期比約6%増の168億円だが、第3四半期累計の営業利益は166億円(前年同期比約4割増)と、通期計画にほぼ到達した。会社側は利益計画を据え置いたものの、他社からの大型製品のライセンス導入などの特殊なコスト増加がなければ、計画を超過して着地する公算が大きい。
 発売4カ月で”ピーク予測”を超過

主力の関節機能改善剤「アルツ」が薬価引き下げの影響で後退する中、ポジティブサプライズとして受け止められたのが、爪白癬治療薬の新製品「クレナフィン」の好調な売れ行きだ。爪白癬とは、水虫の原因菌が足や手の爪に感染して起こる「爪の水虫」のこと。潜在的な患者数は国内1100万人とされ、そのうち800万人が足の水虫にも罹患しているとされる。

2014年9月から国内で発売したこのクレナフィンは、同年12月までの累計売上高が40億円を突破。薬価算定時に科研製薬が提出した市場規模予測では、ピーク時は7年後で、販売金額を35億円と見積もっている。それを発売からたった4カ月でクリアしたわけだ。

クレナフィンは国内だけではなく、海外からも収益をもたらしている。導出先であるカナダの製薬大手・バリアント社では、「Jublia(ジュブリア)」という製品名で米国とカナダで昨年7月から販売。科研製薬は金額を開示していないが、日本国内の売り上げに加えて、バリアント社への製剤供給の対価と、利益に直結する売り上げ連動のロイヤルティ収入が大きく伸びているとみられる。

この海外販売はかなり順調なようだ。バリアント社は昨年7月の第2四半期決算の発表時、ジュブリアの米国売上高を2015年に1億5000万ドル、2016年は3億ドルという見通しを示していた。

ところが、今年の1月8日に公表した2015年の見通しではそれが大きく変わった。昨年10~12月のジュブリアの売上高はテレビCM等の効果もあって5000万ドル以上に急伸しており、2015年の売り上げ見通しは3億~4億ドルと、従来から倍以上に引き上げられた。

昨年6月、バリアント社が米FDA(食品医薬品局)の販売承認を得たことを発表した資料の中では、米国における爪白癬症の潜在的な患者数はおよそ3500万人としており、”市場規模”は日本の3倍以上だ。
大型製品に成長するか

科研製薬はクレナフィンについて、「塗り薬という形態が新しさの1つ。これまで国内の爪白癬の薬には飲み薬しかなかったが、塗り薬なら指1本単位での治療が可能になる」と説明する。また6月のバリアント社のリリースでは、既存の飲み薬や塗り薬の効能が限定的だった旨が記されている。海外での順調な売れ行きは、宣伝効果だけでなく、その治療効果が医師に評価されているという見方もできるだろう。

科研製薬の主力である関節機能改善剤「アルツ」(2014年度の販売計画は305億円)は生化学工業からの仕入れ品で、主柱となる自社開発品の育成が課題となっていた。一方、たちまち頭角を現したクレナフィンは、自社開発品で利益率も高い。このペースで行けば、年間売上高が国内だけで100億円を超えそうな勢い。水虫薬は科研製薬を代表する大型製品となるか。ロケットスタートを切った今後の販売動向にさらに注目が集まりそうだ。

 科研製薬の会社概要 は「四季報オンライン」で



株価が上がっているということは既に収益に貢献しているかも。肝臓に自信のない人や老人世代に服用されているのではないか。その数は想像通り多かった。

今から株を買って間に合うのかな?。