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MONEYKit家計簿の使い方~試行錯誤~


MONEYKit家計簿の使い方~試行錯誤~

目指せ!One Writing!
  • 面倒だから出来るだけ<1アクション1記録>になるようにする。辻褄は月末の調整で合わせる。
  • (自動記録)<銀行⇒証券⇒クレジット>⇒(手動記録)<現金⇒電子マネー⇒ポイント>
  • 自動記録で2行の記録になるものは、そのまま受け入れる。費目「資産移動」を当てる。
  • 特に面倒なのは手動記録となる入出金です。


<記録の要素>
  1. 日付
  2. 内容
  3. 費目
  4. 金額
  5. 取引先>支払先、支払い元。地区名、住所名、組織名、部門名など。
  6. 決済手段(銀行口座、クレジットカード、現金、電子マネー、ポイント・マイレージ)
  7. 口座種別:出金口座、入金口座。
  8. 資産移動は出金入金の両口座を同時に使うため、2取引2行で記録する。
  9. 口座名(口座番号)はトレース可能なようにどこかに記録を残す。
  10. 現金(Cash)、電子マネー、ポイントなどは管理が煩雑になりやすいので、個別の残高などは管理せず一括りにする。

     

    CASE STUDY:
    銀行口座


    銀行口座A⇒銀行口座B
    • 単純な資産移動。出入とも銀行口座取引の捕捉率100%。費目「資産移動」。合計するとゼロ(0円)になる。
    1. 銀行口座A:出金¥L:自動記録。費目「資産移動」。決済「銀行」
    2. 銀行口座B:入金¥L:自動記録。費目「資産移動」。決済「銀行」

      銀行口座A⇒現金引出
      • 費目「現金」。内容は「現金引き出し」。
      1. 銀行口座A:出金¥L:自動記録費目「資産移動」。決済「銀行」
      2. Cash入金¥L:費目「資産移動」。決済「Cash」
      • Cashの増減はエクセル上で管理できるだろう。


      CASE STUDY:
      クレジットカード

          クレカ利用
          • 普通の出費として記録する。
          1. クレカ:出金¥L。費目「○○○」。決済「クレジット」。自動記録。
          クレカ引き落とし
          • 銀行口座からクレジット利用代金の月度集計分が引き落とされる記録のつけ方です。銀行口座からクレジットの支払いを普通の出費とすると、クレカでの利用との二重計上になるので、クレカ決済口座への入金=資産移動が行われたとする。
          • 実際にクレカ利用として補足できた金額と引き落とし金額にギャップがあると不正利用のリスク、または請求漏れのリスクとなる。
          • 従って、クレカ利用の控えは必ず保管する。可能なら家計簿に都度記載する。何月何日のカード支払いは何月何日の引き落としに対応するか。引き落とし利用明細を見て確認する作業は必須。
          1. 銀行:出金:¥L。自動記録。費目「資産移動」
          2. クレジット:入金:¥L。費目「資産移動」
          キャッシング[使用禁止]
          • キャッシングは高い利息の街金融と同じ。歯止めが利かなくなる。絶対に使わないこと。リボ払いも高利だから使用禁止。
          • 記録の流れは現金引き出しと同じになる筈。
          1. キャッシング:出金¥L:自動記録費目「資産移動」。決済「クレジット」
          2. Cash入金¥L:費目「資産移動」。決済「Cash」
          CASE STUDY:
          現金
          現金引出
          • ⇒銀行口座を参照
          現金払い購入
          • 現金で物品を購入(最も一般的行為)。対価は物品サービスなど費目と内容・取引相手場所などが特定される。
          1. Cash利用:出金:¥L。費目「○○○」決済「Cash」。通常の実態に応じた費目を当てる。
          • Cashの使途不明金、残高に対する管理方法が課題?⇒月末調整の中で実施。
          CASE STUDY:
          電子マネー

          電子マネークレジットチャージ
          • クレカから電子マネーにチャージする場合。ATMからの現金引き出しと同じ処理。
          1. 電子マネーチャージ: ¥L。費目「資産移動」決済「クレジット」内容「電子マネー△△△クレジットチャージ」
          2. 電子マネー:¥L。費目「資産移動」。決済「電子マネー」
            電子マネー利用
            • 実際の購入は通常の費目を当てる。其の前に、一旦、現金出費で処理したものから、実際に利用した分だけ現金を回収できたとして戻し処理をする。
            1. 現金利用:出金:¥L。費目「○○○」。通常の実態に応じた費目を当てる。決済「電子マネー△△△」。
            • 電子マネーの残高、不明利用に注意すること。⇒月末調整処理。
            電子マネー現金チャージ
            • 現金プールの中でCashと電子マネーの間で資産移動があったとして記録しても矛盾は生じない。
            • Cashが¥L減額され、電子マネーが¥L増額される。
            1. Cash:出金¥L。費目「資産移動」、決済「Cash」。
            2. 電子マネー:入金¥L。 費目「資産移動」、決済「電子マネー△△△」。
            • この記録は現金と電子マネーを分けて管理するときに必要。エクセルに移して詳細分析に必要となる。簡易家計簿の現金と電子マネーを纏めて管理する時はあまり意味はない。

            CASE STUDY:
            プリペイドカード
             
            プリペイドカード購入/チャージ
            • サブウエイのSab Club CardとかモスバーガーのMos Cardなどは数%がチャージ金額に上乗せされるので利用頻度があれば重宝する。チャージ後は当該商品の購入にだけ利用できる。換金は出来ない。期限も設定されている。購入した時点あるいはチャージした時点で全額出費としておくのが管理上は健全だ。しかし、処理の一貫性を欠くことになる。ここはやはり資産移動を使おう。資産移動は本来ゼロに帰結するものだが、ボーナスチャージの分は差額が発生する。それに費目は増やしたくない。
            1. MOS CARDチャージ:¥L(100)、費目「資産移動」、決済「Cash」
            2. プリペイドチャージ:¥L(110)、費目「資産移動」、決済「Prepaid

            • ボーナスチャージを収入として計上しても矛盾はない。むしろ一貫性は維持できるが3行書きの記録になるのは辛い。

            1. MOS CARDチャージ:¥L(100)、費目「資産移動」、決済「Cash」
            2. プリペイドチャージ:¥L(100)、費目「資産移動」、決済「Prepaid
            3. ボーナスチャージ:¥L(10)、費目「収入」、決済「Prepaid
            プリペイドカード利用
            • 実際に使用したときの記録はどうするか?。家計簿には0円記録は受け付けないものが多い。普通に記録し、決済「プリペイドカード」としておけ。月末にプリペイド払い分はキャッシュバック処理・補填処理。使った分だけ戻しておく。
            1. モスバーガー:¥L(110)、費目「飲食」、決済「Prepaid」
            •  費目「プリペイド」は黒字でなければ利用価値がない。決済「Prepaid」が黒字の場合は利用効率が低いことになる。未使用が多い。
            プリペイドカード譲受(ゆずりうけ)
            • 図書カード、ビール券など有価カードをもらった場合は、もらった時点で収入として計上する考えもあるが、現金のような保証はないので、利用した時点で計上するのが適切だろう。
            • 貰ってストックしているだけでは含み資産扱い。
            1. 丸善書店:¥L、費目「書籍」、決済「Prepaid」
            2. プリペイドカード入手:¥L、費目「収入」、決済「Prepaid
            •  なお、ギフトでプリペイドカードを購入した場合は「交際費」の費目を当てること。


            ギフトカード(商品券)
            • ギフトカードはプリペイドカードの一種。デパートなどが加入する団体が発行するもの、クレジットカード会社が発行するもの、など多様であるらしい。有効期限の有無もあるようだ。ギフトカードの種類によっては金券として利用できる店も制約される。
            • お釣りを現金で受け取ることができる店を優先して利用します。
            • ギフトカードはプリペイドカードの一つになるが、おつりの現金処理が面倒になる。
            1. ギフトカード(プリペイドカード)入手:¥L1+L2:費目「収入」決済「Prepaid」
            2. 使途内容、¥L1:費目「○○」決済「Prepaid」
            3. つり銭:¥L2:費目「○○」決済「Cash」
            CASE STUDY:
            ポイント

            ポイントとは?
            • ポイントとは?。本来は一種の値引き。値引き自体は当該商品の価格を減額することですが、値引き分を貯めて自由に使えるようにしたものがポイント。ポイント付与~ポイント入手は収入に相当する。ポイントで直接物が買えるショップと電子マネーに交換してから物品を購入できるショップがある。
            • ポイントの取得、消滅(期限切れ)、利用などポイントの管理は煩雑だ。ポイントは種類も多いので尚更煩雑。
            • ポイントは利用時のみ記録する。円換算で記録する。ポイントは一種の臨時収入のように見えるはずだ。なぜ臨時収入かというとポイント取得のケースは色々あるが基本的には対価が会計上は発生しない。プリペイドは購入(チャージ)が前提になる。
            ポイント取得
            • 買い物したり広告見たり何かに付けてポイントがもらえる昨今。こんなものを記録していたら日が暮れる。よってポイント取得の記録は取らない。マイレージを購入したときはクレジット消費などの記録として残す。
            1. ポイント取得:記録しない。(せいぜい備考欄目も
            ポイント支払い
            • 楽天市場・ヨドバシカメラなどでは、ポイントで直接物品の購入が出来る。通常の買い物と同じ。
            1. ポイント払い購入:出金:¥L。費目「○○○」。決済「Point」。ポイントの種別、購入サイト、ポイント残高などは備考欄で記述。
            • 決済「Point」はマイナスになる。実際は赤字ではないので月末調整が必要。
            • nanacoなどでは、nanacoポイントを一旦電子マネーnanacoに切り替えてから支払う。だからポイント払いは存在しない。nanacoポイントチャージとなる。
            電子マネーポイントチャージ
            • nanacoなどでは、nanacoポイントを電子マネーnanacoに切り替えてから利用する。nanacoポイントチャージ。
            1. nanacoポイントチャージ:出金:¥L。費目「資産移動」 。決済「Point」。
            2. nanacoポイントチャージ:入金:¥L。費目「資産移動」 。決済「nanaco」。電子マネーnanacoがチャージされる。
            ポイント調整
            • 決済「Point」は利用の記録しかないから常に赤字になる。そのポイントは付与されたもので収入に相当するから、より正しい記録にするにはポイント収入の記録として残す必要がある。
            • 月末にまとめて記録してもいいし、都度記録してもよい。重複は回避することだ。実際に記録すると月末にまとめて調整するのは面倒。特にポイントは種類も多いので分かり難い。お奨めは都度記録すること。
            • 尚、利用していないポイントは含み資産としてみることが出来るが有効期限が過ぎれば失効、ゼロになるので要注意。
            1. ポイント調整:入金¥L:費目「収入」、決済「Point」。
              臨時収入として記録し、決算「Point」はゼロになるように調整する。


            <自動記録vs.手入力>
            • 自動記録は利用するアカウントアグリゲーションサービスのサービス性に依存する。大正金融機関が大いに越したことはないが、おのサービス提供事業体の信用性も見ておきたい。フリーサービスのものは、ビジネスモデルの性格を理解して是非を判断すべきだろう。マネールックなど有力なところもないわけではないがいざと言う時にはどういう態度に出てくるか分からない。無料サイトは遠慮しておきたい。金融機関が顧客向けに提供しているサービスが今のところ信用できるだろう。
            • 登録できた銀行とクレジット。電子マネーも頑張れば自動記録に近い処理が出来る。ポイントもある程度可能なはずだ。現金は無理。一つのアグリゲーションで全てをカバーすることは出来ない。複数のサービスを利用することもあるだろうが、統一的に扱うにはエクセルなどにエクスポートして統合するしかないので結構面倒な話になる。
            • 銀行引き落としが出来なかった場合、窓口で支払うと口座取引の自動記録に反映されない。どのような重要な決済でも。記録データとしての完全性は<自動+手動>で管理するしかない。


             <調整のための費目>

            「資産運用」
            • 株式、ファンド、外貨などの売買のときの費目として設定した。購入のための出費とそれらを売って得られた金額を同じ費目で使用すると、損益の結果を見ることが出来る一方、ビジネスの規模が見えなくなるので詰まらない。かな?。費目の使い方を書きに変更する。
            • 資産運用のための出費だけは費目「資産運用」を使い、売却による入金は収入として記録する。収入の凸凹がでるが、それは月末に分析する。収入=定期定額+不定期歩定額。

            「資産移動」
            • 費目「資産移動」は口座から口座への資金移動時に使う。合計値は常にゼロ円。ゼロサムチェック用。
            • 便宜的に、銀行口座からクレジットカードの引き落とし(支払い)にも利用する。戻しの処理を入れないと、クレカ利用時の支払いと重複するから。 クレジット口座(実際は存在しないが)への資金移動の処理とする。

            「その他」
            • 「その他」は現実の出費で既存費目にどうしても収めにくいものを入れる。今のところは、支払い手数料、および月末の不明金だけ?。
            1. 支払い手数料
            2. 月末調整不明金

            「収入」
            • 全ての入金を「収入」とする。
            • 定期定額入金・不定期歩定額入金を分析すること。
            • 決済手段(口座)別入金を分析すること。

            CASE STUDY:
            月末調整

            • 月末の実施事項。重大な抜け漏れが無いか確認すること。現金も電子マネーもポイントもクレカ利用も同じで全体をチェックする。銀行とクレカは明細があるのでチェックは容易に出来る。現金は特別な現金払いの目的の時しか引き出さないので、盗み取られない限り、不明金は深刻なレベルにはならない。
            • 電子マネーは本来現金に準じて扱いたいが、電子音だけで現金が移動し明細も残らない。小さな桁は無視してよいが、無視できるレベルかどうかは少し分け入って眺める必要がある。
            • キャッシュ:
            1. 財布の中にある現金を記録する(A)。これは今月末の繰越金となる。費目は?。「その他」としておく。来月初めの記録に、繰越金(入金)としても記録する。費目は「その他」。収入ではない。繰越金は通算すればゼロなのでこの処理をスキップしても重大な問題は発生しない。
            2. 現金入出金は決済「Cash」に該当する全て。エクセルに展開すれば簡単に一覧できる。入金は、先月からの繰越金、今月の引き出し金、その他の現金受け取り(お小遣い・拾得)など。出金は、現金での支払い。入金出金は別カラムか同カラムの赤黒使用かは家計簿ソフトによる。マンーキットは後者だ。エクセルでの集計すると理想的には丁度ゼロになる。
            3. Cash集計がゼロにならない時は不明金として記録する。費目はその他。
            • 電子マネーなどは本当に月末に確認する。クレカは月末というより利用明細が来た時、または銀行引き落としの時が問題。
            • 月度の決算処理。本来なら、厳密には月末の現金等の残高・繰越の処理が必要。不明金の確定も必要。クレカの場合は利用と支払いのタイミングが違うので扱いを決める必要がある。
            • 確認事項として、費目「資産移動」は同日同時に完了させゼロサムであること。
            • 現金などは決済手段で月末調整を行う。各決済のまたは総合したプラス・マイナスの合計と実際の現金類のギャップを不明金として支出させる


            月末調整のゴール:

            1. 1ヶ月の収支を確定させる。
            2. 不明金・繰越金を含め収支内訳を確定する。
            3. エクセル化を行い保管する。
            4. 確定は当月(N月)1日の時点で3ヶ月前の月(N-3月)のデータを確定させる。例えば12月のデータ確定は翌年3月1日。
            5. クレジットカードは利用した時点で支出とする(クレジット口座からの支払い)。



            決済区分
            • [銀行]
              :銀行口座からの入出金。最も基本的で重要。先ずはバランスさせること。
            • [クレジット]
              :クレカ払い。基本的に出金オンリー。急激な出費に注意。
            • [Cash]
              :現金を持ち歩かない昨今ではあまり重要ではない。お財布の中は5万円を超えてはいけない。2万円、3万円程度抑えること。1万円を切ると何かのときに困るかもしれない。入金・出金とも記録する。月末調整は残高=繰越金確認または全額消費。
            • [EM]
              :電子マネー(Electronic Money)。当面は、Suica(スイカ)、Edy(エディ)、WAON(ワオン)、nanaco(ナナコ)の4種類を適用する。電子マネー利用時とチャージ時と両方とも毎回記録する。種別の管理は煩雑なのでやらない。いいツールが出てきたら利用する。入金・出金とも記録する。月末調整は残高=繰越金確認または全額消費。
            • [Prepaid]
              プリペイドカードを利用した決済。利用(支払い)記録は都度。Prepaid決済のチャージの記録は利用額に一致させ月末に一括して記録(費目はプリペイド)。Cashによるチャージの記録は別途行われるので、重複出費記録にならないように調整を入れる。費目はプリペイド。プリペイドカードの種類は多いが一括して記録する。
            • [Point]
              利用(支払い)記録は都度。月末に同額を臨時収入のように入金処理する。ポイントの種類は多いが一括して処理する。
            現金(Cashおよび電子マネー)の不明金
            • 月初の繰越金(A)と銀行引き降ろし金およびクレジットキャッシング・クレジットチャージなどの新たに現金化した金額(B)と利用金額(C)と現金残高(D)の差額が不明金(E)。エクセルに落として決済手段でソートすれば容易に集計できる。(Cash,nanaco,Edy,WAON,etc)
            (A)+(B)=(C)+(D)+(E)
            (E)={(A)+(B)}-{(C)+(D)}

            • 不明金(E)は費目「その他」として月末に出費させる。
            • 繰越金・月末残高が不明のときはゼロとしておけ。この場合は現金化したものは全額消費と見る。

            ポイント払いの月末調整
            • ポイントは利用時だけ記録するのでマイナスになるが、実際は取得したポイントの内数の範囲で利用しているので少なくともマイナス分は補填されなければいけない。
            • 決済「point」の月度集計がゼロとなるように調整を入れる。
            1. ポイント月末調整:入金¥L、費目「収入」 決済「Point」
            • 費目「収入」は暫定的。



            領収書・レシートがもらえない場合の対応
            • 自動販売機を利用したとき。技術的には容易なのに放置するのは自販機メーカーの怠慢。
              ⇒できるだけ電子マネーを利用しその履歴データを入手する。
            • 鉄道などの自動改札を利用したとき。嫌、鉄道は券売機利用も窓口利用も切符は出るがレシートは出ない。これは法律で免除されているのだろう。
              ⇒できるだけ電子マネーを利用しその履歴データを入手する。
            • 零細とも限らないが「領収書が必要な方はお申し出ください」と書いてレシートも何も出さないで済ます店。いちいち言うのは面倒だから結局記録無しになる。請求しないとレシートを出さないのは法律違反かも。経費節減のつもりだろうが脱税している可能性を疑われても止むを得ないだろう。
              ⇒いちいち領収書の発行を請求する。
            • 割り勘払いしたとき。
            • お年玉、お小遣い、お駄賃などを渡したとき。
            • 友人間や仕事上の付き合い先などとの間の小額の金銭の貸し借り。一筆書いてもらう金額のレベルは人による。今の常識なら、1万円、5万円、10万円あたりだろう。
              ⇒その人の名刺の裏に日付と金額を書いてもらって受け取っておく。メモ用紙でも構わない。相手に書かせるのが気が引ける場合は自分で書いて控えとする。出来ればその人の目の前でメモにする。
            (対処方法)
            1. できるだけ記憶のあるうちに家計簿に記録する。
            2. 出来るだけ電子マネーを利用する。
            3. 領収書代わりのメモを作る。





            領収書・レシートの正しい処理方法
            • ここが韓国ならレシートは税金還付の証拠資料なので捨てることはないし、他人のレシートまで集めるだろうが、日本ではゴミ扱いも珍しくない。
            • 日付ごとのシート(ノートページでもよい)に張り付けておく。


            繰越金
            くりこしきん

            家計簿の繰越金の扱い

            「繰越金の性格」

            繰越金は月末残高だからその金額はストックに属する性質。入出金は増減移動のフローに属する性質。月度月度で締めると如何してもストックが顔を出す。

            これを収入とするのは確かに抵抗がある。しかし、収入の扱いにしないと月度の収支は合わなくなる。

            他の記事を見ていると繰越金=プール金の発想をする人もいるようだ。1ヶ月とか2ヶ月の生活費に相当する。その場合は銀行の普通口座残高とサイフに入っているお金の合計が繰越金。

            家計簿の残高欄に記載する数字の月末のものが繰越金だ。毎日の収支を見ているのと同じでとても面倒。これをつき1回に出済ませたいのがここの狙い。

            「月度収支確定のための繰越金把握」

            月末の残金を把握しないと月度の収支が確定しないので残金を確定する。銀行とクレカは記録が残るので収支は確定するが、現金や電子マネーは不明金(記録されない出費)があるので、残金を確認して確定させる。プリペイドカードや商品券などは利用した(利用できた)時だけ記録する。

            月度の現金出費は、(A)実際の支出、(B)繰越金、(C)不明金で構成される。クレカ支出は(銀行口座+クレジット)一体で把握すれば収支は確定する。但し確定は時差を吸収するため3ヵ月後になる。

            「繰越金の内訳」

            1. Cash
            2. Edy
            3. nanaco
            4. Suica
            5. WAON
            繰越金は当月利益?。現金から支出(確定+不明)を差し引いたら利益になる。費目「繰越金」を作ってしまおう。月初・月末で通算すればゼロになる費目。

            繰越金が確定して不明金が確定する。しかし、その小さい金額を確定させても意味がない。繰越金自体も現金に限れば小さい金額だし、相殺される金額だ。そもそも月末に必ず残高をチェックするなんて面倒だ。⇒概算でもよければできる。

            だから、現金化した金額は全額出費したとみなしたほうが良い。

            「繰越金の記録の残し方」

            これはとてもイージーだ。普通は家計簿上の残高欄に記載される。計算上の残高と実残高は違うから本来は実残高を記載し計算上の残高のギャップは不明金として処理する。

            マネーキットの家計簿は超シンプルだからエクセルに移してから残高を記載すれば問題ない。マネーキット上では繰越金費目でもその他費目でも構わないが、残高を赤黒で記載しておく。世間では毎日繰り越しをやっている。

            大事なことは必ずしも月末日にチェックしなくてよいということ。一定のタイミングでやればよい。



            金融商品


            外貨とか投資信託(ファンド)とかを銀行で持つ場合は面倒。出入りのところだけに留め、中はブラックホールにしておく。投資は道楽、リターンは拾い物。



            エクセル化