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大鹿村・中村農園・ヒマラヤの青いケシの花を見る

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大鹿村・中村農園・ヒマラヤの青いケシの花を見る

大鹿村というだけあって、鹿が歩いている。猿もいる。ここは、兎に角、遠い。これだけ人里から離れればどんな動物がいてもおかしくない。

梅雨の中休みの日に出掛けたものだ。

地図もナビも役に立たない。歩いているおば(あ?)さんに道を聞いて、ダブルチェックのつもりで大鹿村役場まで行ってルートを確認する。おば(あ?)さんの行ったことは正しくて、役場の女性の説明は180度逆方向の説明。勘弁してください。役場から、トンネル抜けて行って下さいといわれてトンネルの方向に行ったらそれは只の逆戻りじゃないか。153号を北上するだけの話が変な説明をするから、詰まらないロスをしてしまった。

狭い道もどれがルートか分からないところが多い。青いケシの看板があるから助かるが、必ず看板があるわけでないし、場所によっては他の看板がさえぎって見にくくなっている。ペンキの剥げた無用な村の看板が邪魔をしている。中村さんも村に遠慮して後ろに立てたのだろうか。

途中、ベンツとすれ違う。横幅広い車は邪魔だ。もっと邪魔なのは全く車を寄せようとしないこと。譲り合いマナーでとか看板が出ていたが、こういうやつがいるからトラブルが多いのだろう。こういう不埒な輩に村も農園も巻き添いを食いたくないのは当然だ。

後7分で青いケシの看板があった。しかし行けども行けども辿りつかない。あと70分の間違いだったか。正しい表記が必要だ。信用を無くす。辿りつく前から騙されたかなと後悔し始める。

とろとろ2,30分も車を走らせると、出てきた看板が後1キロだって。だれも其の看板を見て1キロ先に青いケシがあるとは思わなくなっている。1キロは多分10キロの間違いだろうと。

初めての狭い山道を対向車に注意しながら登っていく速度はせいぜい20キロ。7分で行ける距離はせいぜい2キロか3キロですよ。もっと誠実に看板を立ててほしい。時間と距離と両方でもいい。看板も増やしてほしい。



道は、行きも迷い道だが、帰りも迷い道だ。帰りの案内表示も必要だ。老人の客が多いけど、帰りに分岐する場所で左右を迷っていた人がいた。似たような景色が続くから結構迷うのだ。



到着。500円払う。ここはおばあさんとおじいさんの世界。若い人は多分近くの畑でボランティア?活動中。

畑のように整地された山間の狭い大地にケシとその他の植物が植えられている。なかなか苦労して自生にもってきているようだ。今の10倍の規模になれば面白い。