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ガソリン代を節約するライトデューティドライバー向けクレジットカードを探す?


ガソリン代を節約するライトデューティドライバー向けクレジットカードを探す?

長距離トラックや個人タクシーなどのヘビーデューティドライバーは1日500キロ。月に20日稼動として月1万キロ。年間10万キロ。高速道路を多用する場合は更にキロ数が伸びて30万キロに達するかもしれません。こういうヘビーデューティドライバーはお得意様だから安く買えるサービスがいろいろあります。

問題は、週末や近場の買い物などのライトデューティドライバーの場合です。頑張っても年間2万キロとか3万キロ止まり。下手すると年間5千キロにも満たないこともあるでしょう。それでもやはりガソリン代は節約したい。

シミュレーション

(前提)
  • 月1000キロ走行⇒1万2000キロ(年間)。
  • 給油は月2回程度。⇒年間24回。
  • 1回35リッター。⇒年間840リッター。
  • 1回6500円、
  • 年間15万6000円
  • ETC利用は月5千円~7千円。年間6万円~8万円
マイレージカード
  • マイレージポイント1.5%
  • 156000*0.015=2340マイル最大(千円未満は切り捨てだから、金額指定で給油する)。
  • 1マイル1円で換算すると\2340円キャッシュバック相当
  • 年間15万3660円。(ブランドフリー)
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  • 指定ブランド(コスモス?)だと2.0%がマイル還元される。千円未満の切り捨て2回発生して時にはボー菜qスマイルどころかペナルティになるので要注意。必ず千円単位の金額指定で給油すること。もう一つの注意点はコスモ石油の単価は他のブランドより高いこと。マイル還元は1千円当たり5円有利だけど、リッター単価が1円高ければ損をする勘定になる。
  • 156000*0.02=3120マイル最大(必ず金額指定で給油)。1マイル1円で換算。年会費1万5千円。今回考慮していない。
  • 年間15万2880円。(ブランド指定)
ゴールドポイントカード
  • ポイント1.0%
  • 156000*0.01=1560ポイント。1ポイント1円。
  • 年間15万4440円。(ブランドフリー)
    ENEOS-Pカード
    • 千円当たり30ポイント還元。千円未満は切り捨てだから金額指定で給油すること。
    • 156000*0.03=4680ポイント。1ポイント1円。年会費1250円。
    • 年間15万6000円-4680円+1250円。年会費が固定で掛かっているので、年間6万円以下の利用額の場合は返って損をする勘定になる。ENEOS以外の還元率は.006%で一般カードより損する。年会費無料で1%還元に勝てる訳ない。
    • このカードの致命的な弱点は年会費。ENEOS-S同様にエネオス利用による実質無料または一定額以上で無料化を取り入れてないこと。一般店利用時の還元率が1%未満に落ちること。
    • 年間15万2570円。
    ENEOS-Sカード
    • リッター2円引き。年間2円*840=1680円引き。
    • 給油してもポイントは付かない。
    • 年会費実質ゼロ。
    • 致命的欠陥はガソリン高騰への対応が出来ていないこと。ハイオクは尚更だ。
    • 年間15万4320円。
    NTTグループカード
    • 出光石油指定。千円以上利用でリッター2円引き。月1万5千以上使うとリッター3円引きだが、そういうケースはまれだから考慮する必要なし。年間2円*840=1680円引き。
    • 給油してもポイントは付かない。給油台は通常のポイント付与の対象外。
    • 年会費:WEB明細利用ならゼロ。
    • リッター2円と固定ではガソリン単価が上がっている最近ではメリットは低い。リッター200円とすると2円引きは1%還元と同じで意味がない。出光の仕組みの複雑さを考慮するとただの1%還元との年間の差額100円強ではわざわざ切り替えるメリットなし。
    • 致命的欠陥はガソリン高騰への対応が出来ていないこと。ハイオクは尚更だ。
    • 年間15万4320円。
    出光カードまいどプラス
    • 出光石油指定。リッター2円引き。年間2円*840=1680円引き。
    • 年会費:ゼロ。
    • ポイントが付与される。1000円で5ポイント。ガソリン代でもダブルカウントされるかどうかが問題だが残念ながら対象外。
    • 毎年5月だけリッター3円引き。更に10ポイント付与。らしい。5月は満タンで抜けるべきだ。5月の最終土日は混雑するんだろうな。
    • ただ、リッター2円と固定ではガソリン単価が上がっている最近ではメリットは低い。リッター200円とすると2円引きは1%還元と同じで意味がない。出光の仕組みの複雑さを考慮するとただの1%還元との差額100円強ではわざわざ切り替えるメリットなし。
    • 致命的欠陥はガソリン高騰への対応が出来ていないこと。ハイオクは尚更だ。
    • 年間15万4320円。


    結論としては、



    • 決定的な強みのENEOS-P(3.0%還元)だがブランドの縛り(ENEOSでガソリン代に年間6万円以上使うこと)がきつい。ガソリン代だけで6万円を超える部分で初めてメリットが出てくる。年会費の負担が大きい過ぎる。年会費撤廃か一般利用1%をクリアすると最強カードになる。下手に使うと損をするのでは駄目だ。

    • ポイント還元率(1.5%)の高いマイレージカードを使うのがベスト。指定ブランドがリーズナブル価格で営業していたら金額指定で給油。2.0%還元。これの欠点は良くも悪くもマイレージだということ。目指せ!沖縄北海道グアムハワイ。

    • ポイントを使って他の買い物に流用したいなら、ゴールドポイントカードで間に合わせる。


    1. 通常利用で1.5%程度還元率のあるクレカを探す方が早いね。勿論、年会費無料。探せばある。
    2. REX CARD 1.75% 年会費2400円、REX CARD Lite 1.25% 年会費無料。圧倒的に安いね。REX CARDのデメリットは何だろう。年会費は一般利用できるものとしてはそれほど高くはないし、年間50万円利用で無料になる。これはマイレージカードより還元率が高いので50万円分相当をシフトしても良いだろう。
    3. 勿論、ガソリン代もこれで払ってしまえば年会費の回収はスムーズだ。




    ガソリン代の高騰も問題だが、通信費はもっとでかい。通信費を抑えるカードも続けて検討しましょう。