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実験ノートが3年間で2冊なら何が問題?
実験ノートが3年間で2冊なら何が問題?
実験ノート2冊の怪?
実験ノート
実験ノートはテーマ毎に作成するものか。件の女史は複数のテーマを扱っていたのか。平行して実施していた、あるいは過去に実施した他のテーマでも実験ノートの冊数は少ないのか。
手書きがかったるい場合は電子的なメモ(ワードでもエクセルでも何でも)の存在があるはずだが、それは確認したのだろうか。
科学技術の世界は、①理屈がデータで検証されなければいけないが、理屈(アイデア)も変遷するし、検証するには②検証計画(実験計画)があって③検証データが作成される。計画も試行錯誤が必要。
これらの記録はどこかにあるはずだ。組織が決めた書式のノートに拘ることはない。科学技術といわなくても業務日誌だけでも知的活動者には必要なものだ。多分、今回のやり取りに腹を立てて何も魅せていないのではないか。
もし何も無いなら?
駄目だね。
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理化学研究所・小保方晴子研究ユニットリーダー(30)
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<小保方晴子・孤独の記者会見>
実験ノートは4冊くらいあるらしい。笑える。こういうのを五十歩百歩というのだ。手元にある2冊を提示しただけらしい。これは新たな証拠の存在だから、理研は無視できない。再調査は必至だ。前提とした証拠以外のものが存在するのだから。
調査委員会メンバーは信頼を失っている。小保方女史に対して信頼を失っているのみならず、国民的にも信頼を失っている。イエスORノー?の質問ばかりだったと言っている。そんなやり方をする調査委員会を誰が信頼するのか。調査時のビデオを公開しろ!!!。
少なくとも、理研は調査計画書と実施記録を公開しなさい!。正しい調査であったと勝手に自負するのは科学者の態度ではない。調査計画の妥当性検証はどのようにされたかも公開しなさい。行き当たりばったりの予備調査レベルではなかったのか。畑が違うと人間はこうも馬鹿になるのかと呆れる。
さて、それほど大事な実験ノートなら理研はどのように管理していたのか。ノーベル賞級の研究活動の実験ノートなら管理者・同僚も日常的に管理されて然るべきだ。理研が3年間もの間に一度もチェックしていないのは管理放棄レベルだ。管理を放棄した理研が研究者個人を非難する資格も無いだろう。
2冊しかないと言って驚いている理研のお前に驚くよ。30歳の未熟な研究者をどのように育成・指導していたのか。理研の人材開発計画とか規定も公開して欲しいね。何処の親が自分の子供にレポート間違ったから悪意があると責め立てるのか?。親として日ごろの倫理教育・技術養成はどのようにしていたかの方が問題になるだろう。
問題は、全て、理研にあって、小保方には無いのです。
メディアは記者会見の質疑応答を見ても判るように何も聞いていないし、聞いても理解できていないし、問題の本質を探る能力も無い。何処のメディアも現場仕事だからと不勉強な二流三流のスタッフを派遣して済まさないで欲しいものだ。
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<見えてきた問題の構図>
問題の構図は、理研の事業欲望、理研の経済学を優先させる取り組みの犠牲者だ。理研は小保方に謝罪してもおかしくない現状だ。
小保方は現象を報告しただけで、方法論の確立を急ぎたいと涙ながらに言っている。それを止めて、現象だけで発表させたのは理研のアピールのための材料に使われたに過ぎない。 悪意は理研の側にあったのは確かだ。
あの論文には確立した方法論が記載されているわけではないから、それを見てSTAP細胞を再現できる可能性は低い。再現できなくて当然なのだ。
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理研の調査委員会?
無能が暴露された。記者会見で調査結果とは別の話が展開されるのでは何の調査をしていたのとなる。そもそも不満の残るような調査では意味が無いでしょう。とことん、すっからかんになるまで調査すべきだ。
加えて、調査結果に「悪意ある」などと主観的な用語が入ってくるようではとても科学者の集団である理研の調査報告と思えない。理研のレベルがあちこち綻び始めているんだろう。悪意の説明として意図的としてるが、本人が否定する中ではそのような言葉を使用するのは無理がある。
一番駄目なのは、信頼を失った存在であることだ。信頼されていなければ調査協力は得られない。それこそ、「悪意ある」調査になっていたのだろう。自らに被せる言葉を相手に被せる愚かなチームだ。懲戒解雇していい調査委員会メンバー。
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「理研の大誤算?隠されたSTAP細胞事件の真実」