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ポークジンジャー(豚の生姜焼き)を美味しく食べるにはソースと焼きが決め手?

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ポークジンジャー(豚の生姜焼き)を美味しく食べるにはソースと焼きが決め手?

豚肉は臭い。如何しても匂いが気になる。フレッシュ~ジューシーとは無縁のお肉ですが、生姜焼きは少々失敗しても焼き立てを食べれば絶品請け負いのお手軽な家庭料理だ。

豚肉

極端に安いものでなければ、ブランド豚も名無しの豚も変わらないだろう。

厚切りvs.薄切り

どちらにしても美味しいが、焼き方はまるで違うものになるので注意が必要。

薄切りは鮮度にこだわってください。カットしてから時間が経てば要注意。しっかり焼けばいいですが、味が台無し。さっと焼いてささっと食べるのが必須。手早く手際よくが必須ですので料理に自身の無い人は避ける。というかしっかり練習することです。

厚切りはステーキに近い感覚で扱えばよい。あまり神経質になることも無いだろう。

脂身(あぶらみ)

豚肉を美味しくするのも不味くするのも脂身です。捨てる必要はないですがしっかり火を通すように工夫してください。

繊維を切るための包丁を入れるときに、脂身に火が入りやすいように工夫すること。脂身の塊が大きい場合は丁寧に包丁を入れてください。あまり大きいときはカットしてもいいでしょうが、ヘルシーと勘違いして全部切り離してはいけません。脂身を取り払った豚肉くらい不味いものはありません。

焼き

基本は強火。中火から強火で手早く焼く。厚切り豚の中心部は余熱で火が通るので表面の焼き具合・色・硬さに注力すれば良い。油は焼くが肉は焦がさないこと。殆どの料理に通じるが、焦げがでると料理は別物になってしまうくらいダメージを受ける。

フランベは香りを楽しむためですから、ワインにこだわらず幾つか試していいでしょう。自分にあったものを見つけておきたい。

ソース

これまたピンキリですが、自分のスタイルを決めておきましょう。

(ショウガ)
先ず、ショウガがボケていては話にならないのでショウガはたっぷり使います。丁寧に皮をつけたまま洗い、泥落ちが不十分な節のようなところは除去します。 皮も繊維質も使います。エキスだけにして使う考え方もありますが、ワイルドな豚肉料理には合いません。摩り下ろしてもフードプロセッサーで砕いても構いません。

(タマネギ)
みじん切り、摩り下ろし、フードプロセッサーにかける、のどれでもいいです。お奨めは若干食感の残るみじん切り。

(ニンニク)
みじん切り、摩り下ろし、フードプロセッサーにかける、のどれでもいいです。お奨めは摩り下ろし。ニンニクは表に出ると逆効果。

(ニンジン)(お好みで)
摩り下ろし、またはフードプロセッサー。

(セロリ)(お好みで)
摩り下ろし、またはフードプロセッサー。

(リンゴ)(お好みで)
リンゴは手に入るなら紅玉。 摩り下ろし、またはフードプロセッサー。

以上をボウルに合わせる。必ず味見をして甘味酸味の程度を把握しておくこと。

(醤油たれ)
薄口醤油とみりんと酒を合わせ軽く一煮たちさせ冷ましたもの。好みで味噌をブレンドしてもよいが冷ましてから入れること。野菜の方には全く火を通さないこと。先にボウルに合わせたものの甘味酸味が不足しているなら、砂糖・お酢を加えてから一煮たちさせる。

冷ました醤油タレをボウルに合わせる。

(大根おろし)(お好みで)
これは別に用意しておく。食べるときに必要なら合わせる。

ソースをかけるタイミング

これがまた難しい。

鉄板を使うときは、熱した鉄板に焼きあがった豚肉(9分焼き)を乗せて、それに思い切りソースを掛ける。

鉄板が用意できない時、あるいは皿で食べる時は、フライパンの上で火を止めた直後に適量のソースを掛け、皿に持ってから追加でソースを掛ける。

フレッシュソースを楽しみたい時は、お肉を皿に持ってテーブルに出した後、食べるときに適当な器からソースを掛ける。ソースに火を通さないことを徹底。